70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする改正高年齢者雇用安定法。
公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにする年金改革法案。
あなたは死ぬまで働きたいですか?
投稿日:2019年 ⇒ 最終更新:2021年8月18日
人生100年時代構想会議
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ニューヨーク、シンガポール、香港での海外駐在を経て、挫折と後悔の末に辿りついた最後の楽園、バンコクで修業中。です。
どうしても年金を出したくない国の呆れた「定年延長」という無策
記事引用先:MAG2NEWS
年金の財源が破綻することはもはや自明なので、政府は、近い将来、平均寿命が100歳になるといったウソ話を吹聴して、高齢者を働かせて、なるべく年金を支払わないで済むような制度を作ることを画策しているようだ。
現行法では、企業は60歳から65歳までの希望者全員に雇用義務がある。企業の選択肢としては、
1.定年延長、2.定年廃止、3.契約社員
などでの再雇用、の3つがあるが、企業も義務というので、仕方なく政府の言うことを聞いているだけで、実は雇いたくない人もいるだろうし、雇用するにしてもなるべく安い給料で雇いたいだろう。働く方も年金が思うように出ないので、嫌々働いている人も多いと思う。企業が、高給を支払っても雇用したいという人はごく少数だろう。
相次ぐ脱終身雇用宣言、信頼と責任築く経営哲学いずこに?
記事引用先:日経ビジネス
トヨタ自動車の豊田章男社長の「終身雇用決別宣言」が、物議をかもしている。日本自動車工業会の会長として行った記者会見で、「今の日本(の労働環境)を見ていると雇用をずっと続けている企業へのインセンティブがあまりない」と指摘し、「現状のままでは終身雇用の継続が難しい」との見解を明かしたのだ。
トヨタ自動車といえば、3月期の連結決算(米国会計基準)での売上高が前年比2.9%増の30兆2256億円となり、日本企業として初めて30兆円を超えた名実ともに日本を代表する企業である。
70歳雇用へ企業に努力義務 政府、起業支援など7項目
政府は15日、希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法改正案の骨格を発表した。企業の選択肢として7項目を挙げた。70歳まで定年を延長するだけでなく、他企業への再就職の実現や起業支援も促す。企業は努力義務として取り組まなければならなくなる
どう見ても支援にはなっていないし、単純に『年金支給開始を75歳にしたいんで、70歳までなんとか自分で生きて』と言ってるとしか見えない。
「70歳以上まで働く」3割に 老後に不安77% 日経調査
日本経済新聞社が初めて実施した郵送世論調査で、70歳を過ぎても働く意欲を持っている人が3割を占めた。働いている人に限定すると37%に上る。2017年の70歳以上就業率(15%)を上回り、高齢者就労を促進する政府の取り組みにあわせて労働参加が進みそうだ。一方で8割近くが老後に不安を感じている。社会保障の負担増や給付減に備え、長く働いて収入を確保しようとする様子がうかがえる。
実際に、老後生活を過ごすのに必要な資金も知らないで、いつまで働けば良いのかわからない?
国民も『身の丈に合った生活』を理解して、それに合わせた老後資金つくりを意識した生活が必要かと・・・
75歳から年金支給開始への布石か?
年金支給開始年齢が75歳からになるって、本当か?
ちゃんと新聞読んでる?ニュースも良く見てる?
そんな事より、政府の「人生100年時代構想会議」ってなんなんだよ。
国民を洗脳?「人生100年時代構想会議」とは?
- 人生100年時代構想会議は、人生100年時代を見据えた経済社会システムを創り上げるための政策のグランドデザインを検討する会議として、平成29年9月に設置され、9回にわたって議論が行われました。
- 平成29年12月に「人生100年時代構想会議 中間報告」が、平成30年6月13日に「人づくり革命 基本構想」がとりまとめられています。
- 引用先:厚生労働省 HP
「近年の老人は若い」→「70歳まで働ける」→「だったら、年金は75歳からでいいっしょ!」みたいな軽いノリノリで・・・
「人づくり革命 基本構想」って、なんだ?第一次政権の時も国家像を「美しい国」とかわけわからんスローガンで大失敗してんのに、まだ、懲りてないんだろうな。
首相官邸:
「人生100年時代構想会議」マスコミの反応は?
「人生100年時代」28歳、35歳、45歳になる前に考えるべき事
「人生100年時代」に30代〜40代は悲観的、政府の取り組みや人生設計のヒントをまとめて解説
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