タイは世界でも悪名高い人身売買市場で、風俗産業界では強制売春、労働市場では強制労働など。
これまでは『送り出し国』だったタイは経済成長に伴い『受け入れ国へ』。
その観光産業の一端を担っているとも言われる風俗産業。しかし、裏では深刻な人身売買が行われているとも…
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先日、ロイターが『タイで人身売買で374年の求刑』との記事を見かけた…
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2019年だけでも、複数の日本人が児童買春やわいせつ容疑でタイで逮捕されている…
タイで77歳日本人男性が幼児へのわいせつ容疑で逮捕。年々下落する日本人観光客の評判
記事引用先:ハーバービジネスオンライン|2019年5月
タイ警察が4月18日、バンコクで幼児へのわいせつ容疑で、観光でタイに滞在していた日本人男性・I容疑者(77歳)を逮捕したと発表した。容疑者は同月13日にバンコクの路上で、道路に面した飲食店に座っていたスイス人の女児(4歳)の足首から太ももまで撫でた疑いが持たれている。容疑者は9日にタイに入国し、18日には帰国の予定だった。「頬を触っただけ」と容疑を否認している。
児童買春容疑で69歳日本人男逮捕 タイ東北コンケン
記事引用先: NewsClip|2019年8月8日
タイ警察は8日、児童買春容疑で日本人の男(69)を逮捕したと発表した。2018年5月から2019年4月にかけ、計5回、タイ東北部コンケン県のホテルで、15歳と16歳の少女にみだらな行為をした疑い。
人身売買・人身取引とは?
参照:タイの人身取引被害者と共に歩んだ10年:「国際女性デー」に寄せて|JICA
暴力や脅迫、誘拐、詐欺などの手段で、弱い立場にある人を別の国や場所に移動させ、売春や強制労働などの目的で搾取するのを人身売買・人身取引と呼ぶ。
タイの児童人身売買業者が懲役374年の求刑!
記事引用先:reuters.com
Thai child trafficker sentenced to record 374 years in jail
A Thai trafficker was sentenced to a record 374 years in jail for child trafficking in a ruling that lawyers say will send a deterrent to other criminals.
Yuttana Kodsap, 31, was found guilty of child trafficking for the purpose of pornography after he lured children aged 7-12 to play computer games at his house where he filmed sexual acts with them and sold the videos on a chat app, police said.
31歳のユタナ・コダサップは、7歳から12歳の子供を誘惑して自宅でコンピューターゲームをプレイさせ、性的行為を撮影し、チャットアプリでビデオを販売した後、ポルノの目的で人身売買の罪で有罪判決を受けました。
タイは経済発展に伴い『人身取引・受け入れ国へ』
記事引用先:成長の陰に「奴隷」 周辺国から人身取引・移民労働 自由制限、抜け出せぬ貧困|毎日新聞
人身取引の被害者や移民労働者の人権の問題が、タイで改めて注目されている。タイは人身取引被害者の「送り出し国」「経由国」であると同時に、経済発展の水準が比較的高く仕事も多いため「受け入れ国」ともなっている。移民労働者が強制的な労働に近い状況に追い込まれるケースも相次ぎ、タイ政府は被害者を減らすよう取り組んでいるが、実態の把握は簡単ではない。
管理人のつぶやき
新聞では連日、風俗産業に不意打ちで取締りを行い未成年を救出などの報道を見かけます。
ただし、根底には貧困層が子供を働きに出さざるを得ない環境があり、この改善こそが一歩だと思います。
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タイの『受け入れ国』としての状況は、タイの工事現場を見ればすぐわかります。
それらの3K職場にはタイ人はいません。ミャンマーやラオスなどからの出稼ぎです。それら人々の住むエリアには、連日、人足を乗せるトラックが人々をモノの様に押し込んで現場と往復しています…
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