タイでは、大使館から月初にメールマガジン、四半期ごとに治安、一般犯罪等に関する安全対策情報が公開される。現在、新型コロナの影響でタイには『渡航中止勧告』が出ている。
◆タイの安全対策情報:2019年10月-12月◆タイで邦人襲撃事件◆
◆在タイ日本国大使館メールマガジン第192号◆2020年04月◆
海外安全対策情報(令和元年度第4四半期(1−3月))
令和元年度第4四半期のタイの治安,一般犯罪等に関する情勢傾向を報告します。安全対策等を考える際の参考にしてください。また,当館ホームページの海外安全情報も随時掲載・更新していますので,併せて御確認ください。
【参考】https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html1 社会・治安情勢等「タイ深南部テロ情勢」
今期,タイ深南部(ヤラー県,パッタニー県,ナラティワート県,ソンクラー県)では,イスラム武装勢力が関係すると思われる銃器,爆発物を使用したテロが,月平均約8件発生しており,令和元年度第3四半期から月平均3件増加しています。
ヤラー県,パッタニー県,ナラティワート県,ソンクラー県の一部(ジャナ,テーパー,サバヨーイ各郡)については,外務省より危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が出されていることから,これらの地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。
また現在,新型コロナウイル感染症(COVID-19)の発生に伴い,タイ全土におきまして,感染症危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されていることから,感染の地理的拡大の可能性に注意し,現地の状況が悪化する可能性も念頭に,各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに,感染予防に万全を期してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_007.html#ad-image-02 犯罪傾向等
(1)犯罪傾向
令和元年度第4四半期中の邦人犯罪被害として,45件の届出がありました。前四半期と比較して10件減少しました。
(2)邦人事件簿
1月には旅行者が窃盗の事実により逮捕された事案,3月には違法薬物(覚醒剤結晶及び乾燥大麻)の所持により逮捕された事案及び人身取引・わいせつ容疑により逮捕された事案等が発生しています。
(3)その他注意事項
1月には邦人がバンコク・ナナ地区周辺の飲食店(バー)で飲酒していたところ,手提げかばんやキャリーバッグの置き引き被害に遭う事案,またアユタヤ遺跡を観光中,持っていたかばんを切られ,旅券等が在中する財布を抜き取られる事案,2月には邦人がバンコク・スクンビットソイ11付近において,自称カナダ人から日本円を見せて欲しいと言われ,財布から取り出して見せていたところ,いつのまにか財布から現金を抜き取られていた事案,3月には邦人の旅行者が現金を使い果たしたために困窮に陥った事案やBTSトンロー駅からアソーク駅間の車中において,かばんから旅券を抜き取られる事案等が発生しています。
また旅券の紛失・盗難等は,今四半期合計で78件ありました。旅券を持ち出される際には貴重品同様保管管理に努め,また第三者に取り出されやすい箇所に無造作に入れることなく,紛失や盗難防止に努めて下さい。3 テロ・爆弾事件発生状況
令和元年度第4四半期中,邦人被害にかかる事件はありませんでした。他方,2月にはタイ東北部ナンコラチャシマ(コラート)県の商業施設や首都バンコクにあるナショナルスタジアム及び戦勝記念塔付近において銃撃事件が発生しております。4 誘拐・脅迫事件発生状況
令和元年度第4四半期中,邦人被害にかかる事件はありませんでした。5 日本企業の安全に関する諸問題
令和元年度第4四半期中,日本企業の安全に関する諸問題はありませんでした。(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)
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