タイで王室批判は不敬罪に問われ最長15年の懲役刑なのに、なぜ、今、王室批判なのか?
クーリエ・ジャポンが、ワチラロンコン国王のドイツでの奔放な生活を報告。
タイの首都バンコクで、去年から続く反政府デモで掲げられてきた王制改革の要求について憲法裁判所が違憲と判断したことに抗議する大規模なデモが行われ、一部が警官隊と衝突し、けが人も出ています。
タイでは去年から若者らによる反政府デモが続き、王室への中傷を禁じる不敬罪の廃止や王室関連予算の削減など王制改革を求める声が上がっていましたが、タイの憲法裁判所は今月10日、こうした要求は立憲君主制を転覆させようとするもので憲法に違反するとの判断を示し、要求をやめるよう命じました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211115/k10013348031000.html
タイ、王室改革要求は「違憲」 学生らに活動禁止命令
タイの憲法裁判所は10日、王室改革を主張した反体制デモ隊の学生や弁護士ら3人に対し憲法違反であるとの判決を下した。国王を元首とする立憲君主制の転覆を企てたと認定し、王室改革に関する活動の禁止を命じた。デモ隊が反発を強める可能性がある。3人はデモ隊のリーダー格で2020年8月以降に集会などで国王の権限縮小や、王室への侮辱を罰する不敬罪の廃止を主張していた。地元メディアによると今回の判決による刑罰はないが、今後、最高刑が死刑である国家反逆罪で訴追される可能性がある。3人は既に最高で禁錮15年の不敬罪でも起訴されている。
タイでは絶対的な権威を持つ王室への批判は、長らくタブーとされたきた。
20年に盛んになった反体制デモは当初、軍政の流れをくむプラユット政権の退陣を主に求めていたが、軍と密接な関係にある王室の改革に要求を広げた。プラユット政権は20年11月から不敬罪を用いて厳しい取り締まりを開始した。
タイの学生らの間で昨年から高まった王室改革運動について、憲法裁が「改革ではなく立憲君主制の転覆を意図している」と活動中止を求めました。首を傾げる判断はしかし、予想通りでした。直接の罰則はありませんが、不敬罪など別の司法判断に当然影響を与えます。 https://t.co/qps0OWV6zh
— 高橋徹 Toru Takahashi(NIKKEI) (@ToruTakaNIKKEI) November 11, 2021
タイ、「不敬罪」が選挙争点に 親軍政権の乱用に批判
記事引用先:日経新聞 2021年11月11日
タイで2022年中にも実施される下院総選挙で、王室への侮辱を罰する「不敬罪」の改正が争点となりそうだ。軍政の流れをくむプラユット政権は、王室改革を要求する反体制デモ隊に対して、不敬罪を適用して取り締まりを強化しており、直近1年間で150人超が立件された。デモ隊や野党からは親軍政権による権力乱用だとの批判が高まっている。
タイで若者層が支持する前進党、タクシン派のタイ貢献党は、不敬罪の改正や乱用防止を主張しています。憲法裁が王室改革要求を違憲と判断したため、両野党が反不敬罪の姿勢を変えなければ、またぞろ解党処分を受けるリスクが出てきました。 https://t.co/DRNyFmNCnR
— 高橋徹 Toru Takahashi(NIKKEI) (@ToruTakaNIKKEI) November 12, 2021
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4度の結婚に加え、二号さんに『高貴な配偶者』と称号を授与して剥奪後に復帰させるなど、派手な女性関係にタイ国民も呆れるばかり…
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国王はほとんどの時間をドイツで過ごし、ドイツ政府からも厄介払いされていると…
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こんな未曾有の危機にこそ、プミポン元国王がいてくれたら…
Inside the bizarre life of the ‘Kardashian’ King of Thailand! SUNDAY on #60Mins, the 70 billion dollar monarch who swapped his crown for a crop top and left his subjects outraged. pic.twitter.com/KY6T04KGZf
— 60 Minutes Australia (@60Mins) November 5, 2020
◆タイの王室改革◆不敬罪で逮捕は国王の指示!最長15年懲役!
◆ポストコロナ:賢者に学べ◆プミポン元タイ国王:足るを知る経済
◆タイ王室は世界一裕福◆保有資産4.6兆円は英国王室の80倍◆
タイ国王「高貴な配偶者」称号 剥奪した女性に再び授与
記事引用先:NHK
タイのワチラロンコン国王が、去年10月に「配偶者」としての称号を剥奪した女性に対して、再び称号を戻していたことが明らかになりました。
タイのワチラロンコン国王は去年7月、王妃とは別の女性で元看護師のシニーナートさんに、およそ100年ぶりに復活させた国王の「高貴な配偶者」を意味する称号を与えていました。
そして、その3か月後、国王はシニーナートさんについて「現在の地位に満足せず、王妃のようにふるまった。無礼で恩知らずだ」などとして称号を剥奪し、王室のウェブサイトからはシニーナートさんの経歴や写真が削除されていました。
しかし官報で明らかになった国王の勅令では、シニーナートさんについて「落ち度は無かった」とし、先月28日付けで称号を戻したとしています。さらに「称号の剥奪はなかったものとする」としています。
タイではプラユット政権が軍の影響力を背景に強権的な姿勢をとっているとして、若者らによる反政府デモが全土に広がり、これまで議論さえタブー視されてきた王室改革まで訴える人たちが出てきています。
そうした中で、この1年足らずのうちに起きた称号の剥奪と授与について、地元メディアは一斉に勅令の内容を伝えています。
若者たちの不満が高まるなか… 奔放なタイ国王、滞在するドイツでのやりたい放題とは?
記事引用先:クーリエ・ジャポン
コロナ禍はアルプスの高級ホテルに居を移し…
スイス紙「ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング」によると、10月9日、ドイツのミュンヘン空港から、ワチラロンコン国王の乗ったタイ空軍のボーイング737機がバンコクに向けて飛び立った。
ワチラロンコン国王は、年のほとんどの期間を南ドイツのアルプスで過ごす。観光業に依存するタイがコロナパンデミックにより混乱に陥っていた2020年、同国王はタイに短期滞在しただけで、7月末の自らの68歳の誕生日の祝賀会にさえ顔を出さなかった。
ワチラロンコン国王がドイツのメディアを初めて賑わせたのは、まだ皇太子だった2011年初め、そのプライベートジェットがミュンヘン空港で差し押さえられるという事件を通じてだった。タイ国家が、当時破産したドイツの建設会社に対して3600万ユーロの未払いを抱えていたためだ。タイ政府が支払いに同意すると、ジェット機の差し押さえは解除された。
〜中略〜
奔放な国王に対する、タイの若者の不満
ワチラロンコン国王のこのような振る舞いに対し、パンデミックで混乱に陥ったタイの状況を気にも留めないと反感を持つ人たちも少なくなく、タイの若者によるソーシャルメディア上では王室批判が徐々に盛んになっていた。
以前にタイ王室改革案を提示したことで亡命を余儀なくされたタイ出身の歴史家ソムサック・ジェムティーラサクルは、国王のドイツへのフライト経路を示しつつ「我々は国王に何を求めるか」とツイートしたところ、それが数千回もシェアされ数週間のトレンドとなった。
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タイ王室めぐる家族の分断 親は崇敬、子どもは批判
記事引用先:BBC.com
「父からは、国王を批判するのは罪であり、タブーだと教わった」
そう話すダナイさん(19)はいま、父親の警告に背いている。タイの首都バンコクの大学で法律を学ぶ彼は、王室改革を求めて今年の夏に毎月バンコクの通りを埋めた、何万人というデモ参加者の1人だ。
父親のパコーンさんは旅行経験が豊富な、中流階級上層の男性だ。特定されないよう、父子の名前は変えてある。
彼らは一緒に住んではいないが、よく会っている。ただ、会うと避ける話題がある。王室だ。
「その話になれば言い争いになり、1日がぶち壊しになる」とダナイさんは言う。
「あるとき僕が国王を批判し、車の中で議論になった。父にとって国王は触れてはいけない存在だ。どうしてなのと僕は聞いた。お前はまだ若過ぎて理解できないと父は言った。父はひどく怒ってから静かになり、口をきかなかった」
ダナイさんのような家族は決して珍しくない。タイの神聖な機関の役割をめぐって、家庭内で意見が割れている。都市で、地方で、国のあらゆるところで。
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タイの王室に対する国民の姿勢がよくわかります、お時間ある時にお読みください!
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◆日本人のタイ入国は?
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