6月1日からのロックダウン実施後も7日間平均でも6000人を超え高水準が続く。
1ヶ月に及ぶロックダウンの経済への影響も甚大でトヨタやホンダなど操業停止中…
投稿日:2021年6月12日
- 6月10日の新規感染者:5,671人
- 7日間の平均:6,313人
と以前高水準が続いています。
◆マレーシア全土で完全ロックダウン:6月1日〜◆在マレーシア日本国大使館
【新型コロナウイルス】マレーシアにおける「完全ロックダウン」の延長(2021年6月11日)
在タイマレーシア日本国大使館
●イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣の発表の詳細については以下をご確認ください。
https://twitter.com/MINDEFMalaysia/status/1403312142791544832
●SOPの詳細については以下のNSCのウェブサイト及び当館ホームページをご確認ください。
(NSC)https://www.mkn.gov.my/web/ms/sop-pkp/
(当館)https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_30052021A.html
○不要不急の外出は控え、今後も、SOPの順守に加え、人混みを避ける行動や、適切なマスクの着用、うがい・手洗いの励行など、基本的な感染症予防対策に努めてください。
○現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-0
当館ウェブサイトページ
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_31032020.html
○また、サバ州東海岸のうち、サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域に危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が、サバ州東海岸のうち上記「レベル3」発出以外の地域(タワウを含む)に危険情報「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が発出されています。
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。
(現地公館連絡先)
〇在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600(代表)
ホームページ: https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在コタキナバル領事事務所
住所:No.18, Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
電話:(088)254-169
ホームページ: https://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣の発表
Kenyataan Media Menteri Kanan Pertahanan Mengenai Perintah Kawalan Pergerakan (PKP) dan Perintah Kawalan Pergerakan Diperketatkan (PKPD) (11 Jun 2021).
1/3#MinDefMalaysia pic.twitter.com/D9vXsDvaps
— MINDEF Malaysia (@MINDEFMalaysia) June 11, 2021
マレーシア、全土封鎖を6月末まで延長 感染高水準で
記事引用先:日経新聞
マレーシア政府は11日、14日を期限としていた全土でのロックダウン(都市封鎖)を2週間延長すると発表した。新型コロナウイルスの新規感染者数がなお1日あたり5000人を超え、高水準にとどまっているためだ。大半の企業への操業禁止措置も続き、経済への打撃が一段と広がる。
都市封鎖の期間が1カ月に及ぶことで、景気回復のペースが鈍るのは確実だ。政府は2021年の実質成長率が6~7.5%に達すると見込んできたが、下方修正する可能性が高まっている。
マレーシア政府は人口100万人あたりの新規感染者数がインドを上回る。感染が急拡大したため、1日には全土の都市封鎖に踏み切った。日常生活に不可欠な業種や重要な製造業以外の操業を禁止し、社会活動も厳しく制限した。都市封鎖後、感染者数は減少傾向を示しているが、現時点では延長が必要だと判断した。
一方、シンガポールは新規感染者が減少傾向に転じ、14日には行動規制を緩和する。外出時などに一緒に行動できる人数を2人から5人に増やし、21日にはレストランの店内飲食やスポーツジムの営業を認める。オフィスへの規制は変えず、在宅勤務を原則とする。
東南アジア最悪レベルの感染拡大、マレーシアで何が起きているのか
<変異株などの拡大で今になって急速な感染拡大に見舞われており、「完全ロックダウン」への反発が政変に繋がる可能性も>
マレーシアは6月1日、2週間に及ぶ全土の「完全ロックダウン(都市封鎖)」に踏み切った。新型コロナの急速な感染拡大で医療機関が逼迫しているためだ。
5月28日、1日当たりの新規感染者数は8290人と4日連続で過去最多を更新。翌29日には9000人を上回った。ムヒディン首相は31日のテレビ演説で「直ちに抜本的措置を講じなければ医療システムが崩壊し、さらなる大惨事を招く」と危機感をあらわにした。
ロックダウン中は食料品など生活必需品を売る店舗のみ営業を認め、外出は居住地から半径10キロ以内に制限。14日までに感染者数が減少すれば、経済活動の完全再開に向けて段階的に操業可能な業種を広げていくという。
マレーシアは2020年のパンデミック(世界的大流行)の際は最悪の事態を免れた。だが最近の感染拡大には感染力の強い変異株も含まれ、封じ込めに苦戦している。イスラム教徒が多数を占めるため、5月中旬のイスラム教のラマダン(断食月)明けの3日間にわたる祝祭「イード・アル・フィトル」も感染拡大に拍車を掛けた可能性がある。
人口当たりの感染者数では最悪
この祝祭前に人の移動を制限する部分的閉鎖が実施されたが、感染拡大は抑えられなかった。公式発表では6月4日の新規感染者数は8209人、累計感染者数は59万5000人に達している。
累計感染者数で見ればマレーシアは東南アジアではインドネシアとフィリピンに次いで第3位だが、人口当たりの感染者数では最悪だ。死者数も東南アジアで4番目に多い。
今回のロックダウンは、昨年の規制の影響から回復し始めたばかりの経済に打撃を与えそうだ。トヨタ自動車やホンダなど日本の自動車メーカーは6月1日からマレーシア工場の操業を停止。20年のGDPはロックダウンの影響で前年比5.6%減と1997~98年のアジア金融危機以来の急激な落ち込みになり、ムヒディンは新たなロックダウンは行わないと断言していた。
管理人のつぶやき
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ラマダンの様子をテレビで見ていて、このパンデミックの中でこの密はやばいなと思っていましたが…
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一日も早く、自由に海外に往来できる日が来ることを、心より祈っております。それまでは、みなさま、ご安全に💚
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