ゼロコロナ政策を取るベトナムでは、厳格なロックダウンで外国人入国禁止・国内移動制限。
ベトナム航空は2021年前半で470億円最終赤字、従業員半減、大株主の政府も財政難で…
9月15日までロックダウンの継続を決めたベトナム(ホーチミン市、他)では、デルタ株が猛威をふるっています。
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ワクチン接種率は、人口1億人の1%程度で、感染拡大への対策に目処が立たない…
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そんな状況で、外国人の入国禁止、国内での移動制限によりベトナム航空は大打撃を受けた上に、大株主のベトナム政府も財政難に直面し、ベトナム航空への支援も困難な状況に…
◆東南アジアの航空業界◆ベト倒産危機,ガルーダ株売買停止,タイ計画承認
ベトナム航は債務超過で倒産危機、ガルーダは株式売買停止、フィリピン航は法的整理も。
タイ国際航空は2020年末4,500億円債務超過、6月に裁判所が再生計画承認し再建開始…
べトナム・ホーチミン、外出禁止措置 来月15日まで
記事引用先:日経新聞
ベトナム南部の最大都市ホーチミン市は15日、市全域で続けている不要不急の外出禁止措置を16日から9月15日まで約1カ月間継続することを決めた。7月9日から事実上のロックダウン(都市封鎖)を続けているものの、新型コロナウイルスの感染拡大に収束の兆しが見えていないためだ。
ホーチミン市の8月15日の新規感染者は4516人。同日にベトナム国内全体で確認された感染者(9580人)の半分近くを占めている。南部を中心に感染力の強いインド型(デルタ型)のウイルスが猛威を振るっている。政府は厳格な措置を続けることで流行を抑え込みたい考えだが、同市高官は「感染者数は依然として多いままだ」と指摘し、収束になお時間がかかるとの見方を示した。
国内全体のコロナウイルスによる死者数は連日300人前後で推移している。北部にある首都ハノイ市や中部のダナン市などでも事実上のロックダウンが続いている。約1億人の人口を抱える同国ではワクチン接種完了率が1%強にとどまっており、行動制限など厳しい対策を余儀なくされている。
ベトナム航空「破綻の危機」 コロナ対策・財政難響く
記事引用先:日経新聞
2021年1月〜6月:470億円赤字
ベトナムでは4月下旬からデルタ型の流行が始まり、航空各社の旅客収入が前年同月比で8割前後減少した。ベトナム航空は21年1~6月期の連結最終赤字が約10兆ドン(約470億円、前年同期は6兆6000億ドンの赤字)になったもようで、遅延債務も6兆ドンを超えた。
政府は20年11月にベトナム航空に対し12兆ドンの支援策を決定したが、大半が実施されていないもようだ。20年春に2万人超の従業員を半減させるなどのリストラ策を打ち出したが資金繰りは厳しいままだ。
『ゼロコロナ政策』:新型コロナの感染抑制の優等生
新型コロナ禍を受けた経営悪化は世界の航空会社で共通だが、ベトナムは特に厳しい防疫が足かせになっている。政府は早くから外国人の入国を禁止し、国内でも移動制限を強化した。市や省ごとに感染者がゼロになってからしばらくたつまで、厳格な防疫措置を続ける「ゼロコロナ政策」が功を奏してきた。4月下旬までの累積のコロナ感染者は3000人弱で、周辺国と比べて大幅に抑えてきた。
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管理人のつぶやき
これまで、ベトナム航空は政府が大株主でつぶす事はないだろうなと思っていましたが、ベトナム政府の財政難ではベトナム航空だけ救うわけにはいかなくなったところが、今回の一大事…
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タイ国際航空に続き、経営破綻となるのか、ベトナム政府の新型コロナの感染抑制手腕にかかっています…
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◆日本人のタイ入国は?
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