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日本から撤退時(2014年)には三井住友FGに譲渡、SMBC信託銀行として営業。
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2021年末にはMUFG系の買収が有力視されたが、在住日本人の預金は…
バンコクで修業中(@lukehide)は、ニューヨーク、シンガポール、香港からの帰国後はシティバンク東京支店をメインの口座としてきました。
世界の160カ国以上をカバーするネットワーク、日本では数少ないプライベートバンキングサービスや海外送金手数料無料などの理由からCitiGoldを選択しました。
2014年、日本市場のリテールサービス撤退を受けSMBC信託銀行に移管されました。
HSBCは、2008年から東京でプライベートバンキングサービスを開始。
東京支店のリレーションシップマネージャのおすすめで、HSBC香港に保有する資産を全部東京に移しました。
しかし、リーマンショックの影響と日本の富裕層に未来はないと見限りました。
たったの四年間でサービス終了を決定、2012年にはリテール部門撤退…
東京支店に移した資産は、また、香港に逆戻り、コストはHSBC持ちとは言え…
2020年の『香港国家安全維持法』以降、HSBCの口座をどうするか悩んでいます。
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今度は、シティバンクがタイから撤退だって。
◆シティバンク、個人向けアジア市場撤退:HK/SGR以外
2021年04月、シティグループは、香港・シンガポールを除く、アジアの個人向け銀行業務撤退を発表しました。
またか…
◆タイのシティバンク民に朗報◆MUFG系のクルンシーに売却へ
2021年末に入札が実施され、日本のMUFG系のクルンシーバンクがタイのビジネスを買収と報道され、ちょっと一安心していました。
しかし、
Citi to sell consumer business in Malaysia, Indonesia, Thailand and Vietnam to UOB Group
CNBC 2022年01月13日
- Citigroup will sell its consumer banking businesses in Indonesia, Malaysia, Thailand and Vietnam to Singapore’s United Overseas Bank, the banks announced Friday.
- UOB, which has a prominent presence in Southeast Asia, will pay Citigroup for the net assets of the acquired businesses as well as a premium of $690 million.
- Approximately 5,000 Citi consumer banking staff and supporting employees in the four markets are expected to transfer to UOB when the proposed deal closes.
しかし、シティは、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアのリテール部門をシンガポールのUOBへの売却を決定しました。
入札内容の詳細はわかりませんが、タイ一国だけのサービスを買収するMUFGの提案は受け入れられず、4カ国を一括で買収する提案をしてきたUOBに決めたと推測されます。
約5,000人のコンスーマバンキングのスタッフも引き取ると言う点も評価されたのでしょう。
シンガポールに駐在してた当時、オフィスがラッフルズプレイスに有ったので毎日UOB本店のビルの脇を通って昼飯を買いに行っていたのを思い出します。
シンガポールのシティバンクは撤退していません。
管理人のタイの資産はどこへ?
タイの銀行はまだCRSに加盟していませんが、遅かれ早かれ加盟することにはなるでしょう。
英語表記「Common Reporting Standard」の略で共通報告基準のこと。外国の金融機関に保有する口座を利用した脱税や租税回避を防ぐ目的で経済協力開発機構(OECD)が策定した国際基準です。日本を含む100以上の国・地域が参加し、各国の金融機関は非居住者の口座情報を自国の税務当局に報告。当該情報を非居住者の居住する国の税務当局と自動的に交換し、国際的な租税回避を防止する仕組みです。
タイの銀行で一番面倒なところは、海外送金の際、本人が窓口に行かないといけないと言う点です。
今後、年間のタイ滞在期間の短縮、CRSの件も考慮すると日本に移すことも今後検討しないといけませんね。
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