⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村

🔵オルカン対決!eMAXIS vs 楽天:隠れコストで勝負の行方は?

この記事は 約8 分で読めます。

eMAXIS Slim オルカンと楽天オルカンを徹底比較!隠れコストや実質コスト、パフォーマンス、運用方針の違いを詳細に分析。投資家タイプ別におすすめファンドを紹介し、あなたに最適な全世界株式インデックスファンドの選び方をガイド。長期投資の成功への道筋を解説。
こんにちは『eMAXIS Slim 全世界株式』派のバンコクで修業中です。
ひろこ
ひろこ
みんな、オルカン、オルカンって叫ぶ投資家が多いけど、オルカンて2つあるの?どっちが本物なの?どっちが良いファンドなの?

バンコク:隠れコストが明らかになると雌雄を決すると思うよ!

===

全世界株式インデックスファンドの人気が高まる中、投資家の間で注目を集めているのが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(以下、eMAXIS Slim オルカン)と「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(以下、楽天オルカン)です。

この記事では、両ファンドを徹底的に比較し、隠れコストを含めた実質コストを詳細に分析します。さらに、パフォーマンスや運用方針の違いなども考慮し、どちらのファンドがあなたの投資戦略に適しているかを探ります。

トラリピ世界戦略

基本情報の詳細比較

まずは、両ファンドの基本的な情報を詳しく見ていきましょう。

項目 eMAXIS Slim オルカン 楽天オルカン
運用会社 三菱UFJアセットマネジメント 楽天投信投資顧問
設定日 2018年10月31日 2023年10月27日
純資産総額 4兆2087億円 2,126億円
ベンチマーク MSCI ACWI MSCI ACWI
信託報酬 0.05775% 0.0561%
最低投資金額 1円 1円
決算日 年1回(1月26日) 年1回(10月25日)
分配方針 原則として分配金を再投資 原則として分配金を再投資

運用会社の特徴

三菱UFJアセットマネジメントは、日本を代表する金融グループの一員として、長年の運用実績と豊富な経験を持っています。一方、楽天投信投資顧問は、楽天グループの一員として、テクノロジーを活用した革新的な運用アプローチを特徴としています。

設定日と純資産総額の意味

eMAXIS Slim オルカンは、設定から約6年が経過し、運用実績が豊富です。一方、楽天オルカンは比較的新しいファンドですが、短期間で2,000億円を超える純資産総額を達成しており、急速な成長を遂げています。

ベンチマークの重要性

両ファンドともMSCI ACWIをベンチマークとしていますが、これは全世界の株式市場を広くカバーする指数です。先進国と新興国の株式を含み、グローバルな分散投資を可能にします。

実質コストの詳細分析

投資信託を選ぶ際、表面上の信託報酬だけでなく、隠れコストを含めた実質コストを理解することが重要です。以下に、両ファンドの実質コストを詳細に分析します。

項目 eMAXIS Slim オルカン 楽天オルカン
信託報酬 0.05775% 0.0561%
売買委託手数料 0.046% 0.14%
その他費用 0.009% 0.01%
実質コスト 0.113% 0.196%

信託報酬の内訳

信託報酬は、ファンドの運用管理に関わる費用です。楽天オルカンの方が若干低くなっていますが、その差はわずかです。

売買委託手数料の重要性

売買委託手数料は、ファンド内で行われる株式の売買に伴う手数料です。楽天オルカンの売買委託手数料が高いのは、ETFや株価指数先物を活用した運用戦略によるものと考えられます。

その他費用の内訳

その他費用には、信託事務の処理に要する諸費用や監査費用などが含まれます。両ファンドともに低水準に抑えられていますが、楽天オルカンの方がわずかに高くなっています。

実質コストの意味

実質コストを比較すると、eMAXIS Slim オルカンの方が低くなっています。この差は、長期投資において大きな影響を与える可能性があります。

例えば、100万円を20年間投資した場合の実質コストの差は以下のようになります:
🟢 eMAXIS Slim オルカン:約24,000円
🔴 楽天オルカン:約41,000円

この差額は、複利効果によってさらに拡大する可能性があります。

パフォーマンス比較と分析

実際の運用成績を比較することも、ファンド選択の重要な要素です。

項目 eMAXIS Slim オルカン 楽天オルカン
平均利回り(年率) 16.22% 25.97%
設定来リターン 83.47% 25.97%
シャープレシオ 0.76 1.21

平均利回りの解釈

楽天オルカンの平均利回りが高くなっていますが、これは設定からの期間が短いことが影響しています。短期的な市場動向に左右されやすいため、長期的な傾向を見極める必要があります。

設定来リターンの意味

eMAXIS Slim オルカンは、設定から約6年間で83.47%のリターンを達成しています。一方、楽天オルカンは設定から約1年で25.97%のリターンを記録しています。長期的な視点では、eMAXIS Slim オルカンの実績が評価できます。

シャープレシオの重要性

シャープレシオは、リスク調整後のリターンを示す指標です。楽天オルカンの方が高いシャープレシオを示していますが、これも運用期間の違いを考慮する必要があります。

ポイント還元プログラムの詳細

楽天証券と SBI 証券では、それぞれのファンドに投資するとポイントが付与されるプログラムがあります。

ファンド ポイント還元率 還元方法
eMAXIS Slim オルカン(SBI証券) 0.0175% SBIポイント
楽天オルカン(楽天証券) 0.028% 楽天ポイント

ポイント還元の実質的な効果

ポイント還元を考慮すると、実質的なコストは以下のようになります:

  • eMAXIS Slim オルカン:0.113% – 0.0175% = 0.0955%
  • 楽天オルカン:0.196% – 0.028% = 0.168%

ポイント還元を考慮しても、eMAXIS Slim オルカンの方が実質コストは低くなります。

ポイントの使い道

SBIポイントは現金化や投資信託の購入に使用できます。楽天ポイントは楽天エコシステム内で幅広く利用可能です。個人の生活スタイルに合わせて選択するのがよいでしょう。

組入銘柄と運用方針の違い

両ファンドは同じベンチマークを採用していますが、運用方針に若干の違いがあります。

eMAXIS Slim オルカンの特徴

  • 主に個別株式に直接投資
  • 完全法による運用(指数の構成銘柄のほぼ全てに投資)
  • 取引コストの最小化を重視

楽天オルカンの特徴

  • ETFや株価指数先物にも投資
  • 最適化法による運用(一部の銘柄を選択して投資)
  • 機動的な運用を重視

これらの違いが、コストやパフォーマンスに影響を与える可能性があります。eMAXIS Slim オルカンは安定性を重視し、楽天オルカンは機動性を重視していると言えるでしょう。

投資家タイプ別おすすめファンド

投資家のタイプや目的によって、適したファンドが異なる場合があります。以下に、いくつかのケースを想定して、おすすめのファンドを提案します。

長期投資を重視する投資家

おすすめ:eMAXIS Slim オルカン
理由:

  • 低い実質コスト
  • 長期の運用実績
  • 安定した運用方針

コスト重視の投資家

おすすめ:eMAXIS Slim オルカン
理由:

  • 業界最低水準の実質コスト
  • 売買委託手数料の低さ

楽天エコシステムのヘビーユーザー

おすすめ:楽天オルカン
理由:

  • 楽天ポイントの還元率が高い
  • 楽天証券との親和性が高い

機動的な運用を好む投資家

おすすめ:楽天オルカン
理由:

  • ETFや先物を活用した柔軟な運用
  • 最適化法による銘柄選択

安定性を重視する投資家

おすすめ:eMAXIS Slim オルカン
理由:

  • 完全法による忠実な指数追従
  • 大きな純資産総額による安定性

最後に:投資決定のためのチェックリスト

全世界株式インデックスファンドを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう:

  1. 実質コスト:信託報酬だけでなく、隠れコストも含めて比較する
  2. 運用実績:長期的なパフォーマンスと安定性を確認する
  3. 純資産総額:ファンドの規模と安定性を考慮する
  4. 運用方針:個別株式投資か、ETF・先物活用かを確認する
  5. ポイント還元:利用する証券会社のポイントプログラムを確認する
  6. 自身の投資スタイル:長期保有か、機動的な運用かを決める
  7. 利用証券会社との相性:取引のしやすさや手数料を確認する

これらの要素を総合的に判断し、自分に最適なファンドを選択することが重要です。また、定期的にファンドの状況をチェックし、必要に応じて見直すことも忘れずに行いましょう。
全世界株式インデックスファンドは、グローバルな分散投資を低コストで実現できる優れた投資手段です。eMAXIS Slim オルカンと楽天オルカンは、どちらも魅力的な選択肢ですが、あなたの投資目的や状況に合わせて最適なファンドを選ぶことが、長期的な資産形成の成功につながります。
投資は長期的な視点で行うことが重要です。短期的な市場の変動に一喜一憂せず、着実に資産を積み上げていく姿勢が、最終的には大きな成果につながるでしょう。
===
皆さんは『オルカン対決!』をご覧になって、どのような意見をお持ちでしょうか?
 👉https://twitter.com/lukehide 
Twitterで皆さんのご意見をお聞かせください。

⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村

家族持ちFIREの資産運用

◆2017年、家族持ちFIRE
◆資産:米ドル、投資信託、FX、BTC
◆不動産:横浜とバンコクに持ち家
◆海外経験:NY、SGR、HK、BKK

★この記事が気に入ったら、フォローしよう★
  • 家族持ちFIRE後のポートフォリオ・出口戦略(終活)策定中!
  • トラリピの利益を米株投資信託+BTCに再投資!
🟢海外生活資金『金融資産30%米ドル建』(貯蓄型保険、ドル定期、年金保険)
海外で暮らしたいなら米ドル資産を増やせ!FIRE+海外生活
バンコクで修業中(@lukehide)は、金融資産の20%程度を米ドルで保有・運用中。中長期的に、海外での生活を想定している人は米ドルを保有する事がおすすめ。円安で資産の目減りが気になる方、検討の時期です!
🟢老後資金作り『オルカン:iDeCo+NISA毎月27万円積立中!
◆老後資金作り毎月27万円積立◆iDeCo+NISA:10月分
バンコクで修業中(@lukehide)は、老後資金作り『投資信託:毎月27万円積立』不労所得作りに『トラリピ:0.5億円』運用中。毎月27万円、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/全世界株式(オール・カントリー)を買付中。
🟢新NISA:高配当株で『夢の配当金生活』を実現
高配当株投資
高配当株投資の戦略、銘柄分析、リスク管理を詳しく解説。初心者から上級者まで、配当金生活を目指す投資家のための実践的な情報を提供。安定した不労所得を得るためのノウハウを学びましょう。
🟢不労所得作り『トラリピ0.5億円』運用中!
トラリピ世界戦略
トラリピ世界戦略は、3つの通貨ペア(豪ドル/NZドル、米ドル/カナダドル、ユーロ/英ポンド)を組み合わせた分散投資戦略です。これらの通貨ペアは、同じ経済圏に属し関係が深いため、レンジ相場を形成しやすく、トラリピ運用に適しています。また、地理的に分散しているため、特定地域のリスクを緩和し、24時間365日アクティブな運用が可能です。さらに、各通貨ペアの値動きに相関が低いため、リスクとリターンの分散効果が期待できます。この戦略は、安定性と収益性のバランスを追求する投資家に適しています。
🟢夢作り『コインチェックでビットコイン積立』毎月3万円積立中!
ビットコイン積立
ビットコイン積立は、仮想通貨投資の初心者にも取り組みやすい投資方法です。定期的に一定額のビットコインを購入することで、価格変動リスクを軽減しつつ長期的な資産形成を目指せます。主なカテゴリーとしては、毎日・毎週・毎月などの頻度で行う「定期積立」、価格が下がった時に自動で購入する「下落時買い増し」、複数の仮想通貨を組み合わせて積み立てる「分散投資型」などがあります。取引所によって提供されるサービスは異なりますが、自動化された積立機能を活用することで、手間をかけずに継続的な投資が可能です。
🟢バンコクと横浜に不動産を所有
◆タイでコンドミニアム◆投資・購入・賃貸・旅行・宿泊【第一回】
タイでは、コンドミニアムにスイミング・プールやジムがあるのは一般的です。日本で言うような高層マンションに、バンコク都内でも月々4-5万円から賃貸・レンタルができます。旅行、ロングステイ、駐在、現地採用で、タイ王国に短期・長期で滞在される際に…


コメント