⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村

🔵米国配当貴族株|煙の向こうの未来戦略 – アルトリア・グループの変革と挑戦

この記事は 約8 分で読めます。

アルトリア・グループの配当貴族株としての魅力を徹底分析。毎月10万円の配当収入を得るために必要な投資額を詳細に計算し、夢の配当金生活の実現可能性を探ります。

こんにちは、バンコクで修業中です。

ひろこ
ひろこ
テレビや映画のシーンからタバコを吸うシーンは消え去りましたが、タバコを吸う人はまだまだいますよね。喫煙する側にも権利はありますので否定はしませんが、マナーが悪いのは事実だと思います。吸い殻は自然に還りませんので、自分で処理しないとねえ…

さて、今回は米国の配当貴族株として有名なアルトリア・グループ(Altria Group Inc)について、見ていきましょう。この銘柄で毎月10万円の配当収入を得るために必要な投資額を具体的に計算してみました。

アルトリア・グループは、高い配当利回りと長年の増配実績で知られる人気の配当株です。しかし、タバコ産業を取り巻く環境の変化や、健康志向の高まりなど、長期的なリスクも存在します。この記事では、アルトリア・グループの魅力とリスクを徹底的に分析し、夢の配当金生活の実現可能性を探っていきます。

それでは、アルトリア・グループの会社概要から見ていきましょう。

===

【米国配当貴族株】投資金額をランキング形式でまとめました。
【米国配当貴族株】投資金額ランキング

🟢社名クリックで個別記事にジャンプ🟢(テ)テスタ保有銘柄 🟢(バ)バフェット保有銘柄

クリックで記事へ
👇
Tic 投資金額
(万円)
配当利回
(%)
年間配当
($)
株価
($)
NEW! アルトリア MO 1,928万円 8.12% 3.92 50.39
 AT&T T 2,427万円 5.60% 1.33 19.82
 3M MMM 3,010万円 5.71% 5.99 105.23
ファイザー(テ) PFE 3,300万円 5.75% 1.64 28.51
エクソンモービル XOM 4,766万円 3.43% 3.68 116
J&J JNJ 5,970万円 2.96% 4.76 165
コカコーラ(バ) KO 6,191万円 2.71% 1.84 68
P&G PNG 6,640万円 2.50% 3.76 150
マクドナルド MCD 6,745万円 2.29% 6.68 269
【注意】株価や配当金は調査した時点です。
📍特集記事:

🔵楽天SCHD、SBI VYM、SBI全世界高配当比較
🔵安定成長と高配当を両立する20銘柄
🔵人気!テスタさん流米国株投資:グローバル投資哲学
🔵SBI全世界高配当株式ファンドが誕生!
🔵人気!楽天・高配当株式・米国ファンド(SCHD)

📍順次アップして行きますので、ブログをフォローしてお待ちください。

マネックス証券_米国株訴求

トラリピ世界戦略

会社概要:アルトリア・グループの歴史とグループ企業

アルトリア・グループは、アメリカ合衆国を代表するタバコ製品の製造・販売メーカーです。以下に会社の詳細をまとめます。

項目 詳細
英文社名 Altria Group Inc
証券コード NYSE: MO
本社所在地 米国・バージニア州リッチモンド
設立 1985年(フィリップ・モリス・カンパニーズとして)
業種 タバコ
事業内容 タバコ製品の製造・販売、ワイン製品の製造・販売
代表者 William F. Gifford(CEO)
従業員数 6,400人(2024年現在)

アルトリア・グループの歴史

アルトリア・グループの歴史は1847年にさかのぼります。ロンドンで小さなタバコ店として創業したフィリップ・モリスが、その起源です。

  1. 1902年:アメリカに進出
  2. 1985年:フィリップ・モリス・カンパニーズとして設立
  3. 2003年:アルトリア・グループに社名変更
  4. 2008年:フィリップ・モリス・インターナショナルを分社化
  5. 2019年:電子タバコメーカーJUULの株式35%を取得

主要グループ企業

  1. フィリップ・モリスUSA:主力ブランド「マールボロ」などのタバコ製品を製造・販売
  2. U.S. Smokeless Tobacco Company:無煙タバコ製品を製造・販売
  3. John Middleton:葉巻タバコを製造・販売
  4. Ste. Michelle Wine Estates:ワイン製造・販売
  5. JUUL Labs(35%出資):電子タバコ製品の開発・販売

直近の経営状況

アルトリア・グループの2024年第2四半期の経営状況を以下の表にまとめます。

項目 金額/比率 前年同期比
純収益 62.09億ドル 4.6%減
税引後純収益 52.77億ドル 3.0%減
調整後希薄化後EPS 1.31ドル 変動なし
報告ベース希薄化後EPS 2.21ドル 85.7%増

2024年第2四半期の経営状況について、以下のポイントが挙げられます:

  1. 純収益は前年同期比4.6%減の62.09億ドルとなりました。この減少は主に喫煙製品セグメントの収益低下によるものですが、経口タバコ製品セグメントの収益増加により一部相殺されています。
  2. 調整後希薄化後EPSは1.31ドルで前年同期と変わらず、アナリスト予想を65%上回りました。
  3. 報告ベースの希薄化後EPSは2.21ドルと大幅に増加しましたが、これには一時的な要因が含まれています。
  4. 会社のCEOであるBilly Giffordは、革新的な無煙製品が強力なシェアと販売量のパフォーマンスを示したことを強調しています。

アルトリア・グループは、厳しい事業環境にもかかわらず、伝統的なタバコ事業の回復力を維持しています。同社は革新的な製品への投資を継続しながら、株主還元にも注力しており、2024年上半期に58億ドル以上を自社株買いと配当を通じて株主に還元しました。

しかし、今後3年間で年平均2.5%の減収が予想されており、グローバルタバコセクターの3.2%成長予想と比較すると厳しい見通しとなっています[2]。この背景には、健康志向の高まりやタバコ規制の強化などが影響していると考えられます。

アルトリア・グループは、これらの課題に対応するため、電子タバコなどの新製品開発に注力しています。NJOYがFDAからメンソール電子タバコ製品の初めての販売許可を取得するなど、将来の成長に向けた布石を打っています。

株価診断:業界平均との比較と詳細評価

アルトリア・グループの株価診断を以下にまとめ、各項目について詳細に評価します。

項目 数値 業界平均 評価
最新株価終値 50.39ドル
PER 9.88 15.2 割安
PBR データなし 3.5
配当利回り 8.12% 2.5% 非常に高い
時価総額 857億ドル 大型株

PER(株価収益率)

アルトリア・グループのPERは9.88で、業界平均の15.2を大きく下回っています。これは、現在の株価が企業の収益力に比べて割安である可能性を示唆しています。投資家にとっては魅力的な買い場となる可能性があります。

PBR(株価純資産倍率)

PBRのデータが入手できませんでしたが、業界平均は3.5です。一般的に、PBRが1を下回ると割安、1を大きく上回ると割高とされます。

配当利回り

アルトリア・グループの配当利回りは8.12%で、業界平均の2.5%を大幅に上回っています。これは非常に高い水準であり、インカム投資家にとって魅力的な銘柄と言えます。

時価総額

857億ドルの時価総額は、アルトリア・グループが大型株であることを示しています。大型株は一般的に、安定性が高く、市場の変動に対する耐性が強いとされます。

配当貴族株としての評価

アルトリア・グループは、長年にわたり増配を続けている配当貴族株の一つです。過去5年間の配当状況を以下の表にまとめます。

年間配当金(ドル) 増配率
2020 3.40
2021 3.44 1.18%
2022 3.60 4.65%
2023 3.76 4.44%
2024 3.92 4.26%

アルトリア・グループは、安定した増配を続けており、配当貴族株としての地位を確立しています。過去5年間の平均増配率は約3.63%で、インフレ率を上回る増配を実現しています。

必要投資額の計算:ステップバイステップ解説

毎月10万円の配当収入(20%税引き後)を得るために必要な投資額を、以下のステップで計算します。

ステップ1:年間必要配当金(税引き後)の計算

毎月の目標配当金 × 12ヶ月
100,000円 × 12 = 1,200,000円

ステップ2:年間必要配当金(税引き前)の計算

税引き後の配当金 ÷ (1 – 税率)
1,200,000円 ÷ 0.8 = 1,500,000円

ステップ3:必要配当金のドル換算

年間必要配当金(円) ÷ 想定為替レート
1,500,000円 ÷ 145円/ドル = 10,344.83ドル

ステップ4:必要株数の計算

必要配当金(ドル) ÷ 最新の年間配当金
10,344.83ドル ÷ 3.92ドル/株 ≈ 2,639株

ステップ5:必要投資額(ドル)の計算

必要株数 × 最新株価
2,639株 × 50.39ドル/株 = 132,979.21ドル

ステップ6:必要投資額の円換算

必要投資額(ドル) × 想定為替レート
132,979.21ドル × 145円/ドル = 19,281,985円

したがって、毎月10万円の配当収入(税引き後)を得るためには、約1,928万円の投資が必要となります。

まとめ

アルトリア・グループは、世界最大のタバコメーカーとして安定した事業基盤を持ち、高い配当利回りと継続的な増配実績を誇る配当貴族株です。PERが低く、割安な可能性もあります。

毎月10万円の配当収入(税引き後)を得るためには、約1,928万円の投資が必要となります。これは多くの投資家にとって決して少額ではありませんが、長期的な視点で見れば、夢の配当金生活を実現する可能性があります。

ただし、以下のリスクも考慮する必要があります:

  1. 為替リスク:円ドル為替レートの変動により、実際の配当金額が変動する可能性があります。
  2. 税制の変更:将来的な税制改正により、実質的な手取り額が変化する可能性があります。
  3. 企業業績の変動:タバコ産業に対する規制強化や健康志向の高まりなどにより、長期的には業績が悪化するリスクがあります。

アルトリア・グループは魅力的な配当株ですが、これらのリスクも十分に考慮し、自己責任で投資判断することが重要です。夢の配当金生活を目指すなら、アルトリア・グループを含む複数の優良配当株に分散投資することで、リスクを軽減しつつ、安定的な配当収入を得ることができるでしょう。

===

皆さんは『ビットコイン大統領誕生!』をご覧になって、どのような意見をお持ちでしょうか?

 👉https://twitter.com/lukehide 

Twitterで皆さんのご意見をお聞かせください。

⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村

家族持ちFIREの資産運用

◆2017年、家族持ちFIRE
◆資産:米ドル、投資信託、FX、BTC
◆不動産:横浜とバンコクに持ち家
◆海外経験:NY、SGR、HK、BKK

★この記事が気に入ったら、フォローしよう★
  • 家族持ちFIRE後のポートフォリオ・出口戦略(終活)策定中!
  • トラリピの利益を米株投資信託+BTCに再投資!
🟢海外生活資金『金融資産の30%は米ドル建』(年金保険、貯蓄型保険、ドル定期)
海外で暮らしたいなら米ドル資産を増やせ!FIRE+海外生活
バンコクで修業中(@lukehide)は、金融資産の20%程度を米ドルで保有・運用中。中長期的に、海外での生活を想定している人は米ドルを保有する事がおすすめ。円安で資産の目減りが気になる方、検討の時期です!
🟢老後資金作り『オルカン:iDeCo+NISA毎月27万円積立中!
◆老後資金作り毎月27万円積立◆iDeCo+NISA:10月分
バンコクで修業中(@lukehide)は、老後資金作り『投資信託:毎月27万円積立』不労所得作りに『トラリピ:0.5億円』運用中。毎月27万円、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/全世界株式(オール・カントリー)を買付中。
🟢新NISA:高配当株で『夢の配当金生活』を実現
🟢テスタ流2.7億円配当術!45銘柄完全解剖で読み解く高配当株投資の神髄
年間2.7億円の配当収入を実現したカリスマ投資家テスタ氏の45銘柄を徹底分析。高配当株投資の極意と業界別の銘柄選択戦略を解説し、長期的な資産形成のヒントを提供します。
🟢不労所得作り『トラリピ0.5億円』運用中!
🟠ひろこのトラリピ世界戦略:安定した不労所得を目指して
トラリピは自動売買システムで、初心者でも簡単に利用できます。設定が簡単なうえリスク管理も容易で、小さな利益を積み重ねることができます。トラリピの仕組み・戦略・メリット・デメリットを詳しく紹介しています。運用を検討中の方は必見です!
🟢夢作り『コインチェックでビットコイン積立』毎月3万円積立中!
🟠毎日300円からできる?ビットコイン積立で未来の資産づくり
毎日300円から始められるビットコイン積立投資の魅力を解説。初心者でも安心して始められる理由や具体的な方法、そしてCoincheckの特徴を詳しく紹介。将来の資産形成に向けた新しい投資方法を探る方必見!
🟢バンコクと横浜に不動産を所有
◆タイでコンドミニアム◆投資・購入・賃貸・旅行・宿泊【第一回】
タイでは、コンドミニアムにスイミング・プールやジムがあるのは一般的です。日本で言うような高層マンションに、バンコク都内でも月々4-5万円から賃貸・レンタルができます。旅行、ロングステイ、駐在、現地採用で、タイ王国に短期・長期で滞在される際に…

 

コメント