「米国株投資で2.3億円の含み益」— この数字を目にして、あなたはどう感じますか?
「高すぎるバリュエーション」「金利上昇のリスク」など、米国株への懸念が囁かれる中、テスタさんのポートフォリオは驚異的なパフォーマンスを見せています。ゴールドマンサックスで202%増、アルファベットで140%増、アマゾンで103%増—— これらの数字は、長期投資の威力を如実に物語っています。
先日、2024年11月10日にテスタさんがXにて、保有するアメリカ株を公開しています。11月9日には、オルカンを初めて購入したとも明かしています。しかも、驚くことに2億円を一括で!
これで超長期ポジは
アメリカ株と日本株以外のオルカンと
日本株の配当狙い株。
常にリスクを小さくコツコツと。
株初めてから20年間
ずっとその積み重ねです。 https://t.co/aCIgpBmDn4 pic.twitter.com/yLhNaJVyAX— テスタ (@tesuta001) November 10, 2024
記事:【テスタさん流米国株投資】グローバル投資哲学と長期成長戦略
今回は、2024年11月10日時点での最新データをもとに、総額4.6億円に達するテスタさんの米国株ポートフォリオを徹底解析。11銘柄それぞれの投資判断と、その背後にある投資哲学に迫ります。
ポートフォリオ全容(2024年11月10日現在)
総評価額:459,870,943円(3,008,248.51 USD)
含み益:230,197,700円(986,352.86 USD)
銘柄名 | 現在値(USD) | 保有株数 | 取得単価(USD) | 取得金額(USD) | 評価額 (USD) |
含み損益(USD) |
---|---|---|---|---|---|---|
アメリカンエアラインズ (AAL) | 13.81 | 9,300 | 23.20 | 215,760.00 | 128,433.00 | -87,327.00 |
アマゾン (AMZN) | 208.18 | 1,583 | 102.25 | 161,861.75 | 329,548.94 | +167,687.19 |
ウォルト・ディズニー (DIS) | 99.02 | 1,897 | 111.69 | 211,875.93 | 187,840.94 | -24,034.99 |
アルファベット A (GOOGL) | 178.35 | 2,120 | 74.27 | 157,452.40 | 378,102.00 | +220,649.60 |
ゴールドマンサックス (GS) | 589.26 | 1,145 | 195.06 | 223,343.70 | 674,702.70 | +451,359.00 |
マクドナルド (MCD) | 298.97 | 1,165 | 179.45 | 209,059.25 | 348,300.05 | +139,240.80 |
ナイキ B (NKE) | 75.88 | 2,756 | 81.06 | 223,401.36 | 209,125.28 | -14,276.08 |
ファイザー (PFE) | 26.72 | 740 | 52.64 | 38,953.60 | 19,772.80 | -19,180.80 |
スターバックス (SBUX) | 97.55 | 3,226 | 68.16 | 219,884.16 | 314,696.30 | +94,812.14 |
ユニオンパシフィック (UNP) | 241.49 | 1,330 | 174.68 | 232,324.40 | 321,181.70 | +88,857.30 |
ベライゾン (VZ) | 40.48 | 2,385 | 53.66 | 127,979.10 | 96,544.80 | -31,434.30 |
合計 | 3,008,248.51 | +986,352.86 |
ポートフォリオの特徴的なポイント
1. 高い収益性
- 総投資額の約50%に相当する2.3億円の含み益を実現
- 11銘柄中7銘柄がプラスのリターンを記録
- 最高パフォーマンスはゴールドマンサックスの202%増
2. 銘柄構成の特徴
- 平均保有株数:約2,500株
- 最大保有:アメリカン航空(9,300株)
- 最小保有:ファイザー(740株)
3. 投資金額の分散
- 1銘柄あたりの平均投資額:約2.3億円
- 最大投資:ゴールドマンサックス(約1.03億円)
- 最小投資:ファイザー(約0.3億円)
4. 含み損益の状況
- 最大含み益:ゴールドマンサックス(+78,488,806円)
- 最大含み損:アメリカン航空(-4,416,248円)
- 損益比率:プラス7銘柄、マイナス4銘柄
5. 通貨戦略
- 全銘柄をドル建てで保有
- 円安の恩恵を享受
- 為替変動リスクへの対応も考慮
セクター別分析
金融セクター(22.4%)
ゴールドマンサックスは、ポートフォリオの最大の勝ち組銘柄です。約7.8億円(+78,488,806円)の含み益を達成し、利益率は驚異の202%を記録。金利環境の変化を追い風に、投資銀行業務での強みを発揮しています。特に、M&A業務やトレーディング部門での収益が好調で、高い収益性を維持しています。
テクノロジーセクター(23.5%)
アルファベットとアマゾンの2銘柄で、約6.9億円の含み益を実現。アルファベットは約3.8億円(+38,470,292円)、アマゾンは約3.0億円(+30,571,650円)の含み益を達成し、AI革命とクラウド事業の成長が高いリターンを支えています。
消費財セクター(29.0%)
マクドナルド(+29,723,278円)、スターバックス(+23,412,593円)、ナイキ(+7,236,637円)の3社で構成。グローバルブランド力と安定した事業基盤が評価されています。特にマクドナルドは、効率的な店舗運営とデジタル戦略の成功により、66%のリターンを実現しています。
投資戦略の特徴
1. 銘柄選定の基準
- グローバルな事業展開力を持つ企業
- 強固なブランド価値
- 高い参入障壁と市場支配力
2. リスク管理手法
セクター分散による安定性確保、グローバル展開企業による地理的分散、長期保有による市場変動リスクの軽減を実践しています。特に注目すべきは、以下の点です:
- 金融(GS):22.4%
- テクノロジー(GOOGL, AMZN):23.5%
- 消費財(MCD, SBUX, NKE):29.0%
- 通信・運輸(VZ, UNP, AAL):18.2%
- エンターテイメント(DIS):6.0%
- ヘルスケア(PFE):0.9%
今後の展望
成長戦略
AI関連銘柄(GOOGL、AMZN)の戦略的保有を継続しながら、金融セクター(GS)での高収益維持、消費財銘柄による安定性確保を目指します。特に、以下の点に注目:
- AI・クラウド関連事業の成長
- 金利環境変化への対応
- グローバル消費の回復
課題への対応
現在、以下の銘柄で含み損を抱えていますが、それぞれの回復シナリオを検討中です:
- アメリカン航空(AAL):-40.5%
- ファイザー(PFE):-49.2%
- ベライゾン(VZ):-24.6%
まとめ
テスタさんのポートフォリオは、グローバル投資の真髄を体現しています。約4.6億円の総評価額のうち、2.3億円という驚異的な含み益は、長期投資と的確な銘柄選定の重要性を示しています。
特に、ゴールドマンサックス、アルファベット、アマゾンの3銘柄で約8.4億円の含み益を達成するなど、集中投資の効果も顕著です。一方で、一部銘柄での損失も見られますが、これはポートフォリオ全体でのリスク管理の一環として捉えることができます。
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コメント
結構、米国在住の人達とは異なる銘柄が多いかなと言う印象。テクノロジーがアマゾンとアルファベット。テスラとか半導体関連にも投資しておられなかったのですね。ディズニーは今年はいいですが、ちょっと前まではかなり大変でしたし、ナイキなどのアパレルも難しい。アメリカではオフィスでも着られるルルレモンが人気ですが。。。日本人にとっての有名なアメリカブランドという構成のようにお見受けしました。それでも取得単価が安ければそんなに損しないんでしょうね。以上、ド素人の見解でした。
そうですね。
テスタさんはコロナ前から保有していると言ってました。
現在のM7というよりは、レガシー系が多いというのが私の印象です。
プラスのものもマイナスのものもありますが、2.3億円の評価益は流石です。