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【要注意】オルカン投資家が絶対に知るべき5つのリスクと対策

この記事は 約5 分で読めます。

新NISA人気No.1のオルカン(全世界株式型投資信託)に潜む5つの重大リスクと具体的な対策を完全解説。純資産総額5兆円を突破した「最強投信」の意外な落とし穴から、プロが実践する資産防衛術まで、初心者からベテラン投資家まで必見の投資ガイド。

こんにちは、バンコクで修業中(@lukehide)です。

「オルカンさえ買っておけば大丈夫」

新NISA制度で驚異的な人気を誇る全世界株式インデックスファンド「オルカン」。2024年の純資産総額は5兆円を突破し、多くの投資家が”最強の投資信託”として注目しています。

しかし、ここに大きな落とし穴が潜んでいます。

実は、オルカンへの過度な期待は、あなたの資産を危険にさらす可能性があるのです。なぜなら、多くの投資家が見落としている重大なリスクが存在するからです。

この記事では、オルカンの「本当の強み」と「隠れたリスク」、そして「具体的な対策」を徹底解説します。

この記事でわかること:

  • オルカンが「最強」と呼ばれる3つの理由
  • 多くの投資家が見落としている5つの重大リスク
  • プロが実践する具体的なリスク回避策
  • 2025年に向けた賢い投資戦略
トラリピ世界戦略

オルカンが最強と言われる3つの理由

1. 圧倒的な運用実績と規模

  • 純資産総額:5兆994億円という巨大な規模を誇ります
  • 年間リターン:直近1年で32.01%、3年で18.03%、5年で18.54%という安定した高パフォーマンスを実現
  • 基準価格:27,686円(2025年1月時点)と着実な成長を続けています

2. 業界最低水準の運用コスト

  • 信託報酬:年率0.113%という超低コスト
  • SBI証券での投資マイレージポイント付与率:0.0175%でさらなるコスト低減が可能
  • 分配金:自動再投資型で運用効率が高い

3. グローバル分散投資の優位性

  • 通貨配分:米ドル(61.6%)、円(5.3%)、ユーロ(4.6%)など多通貨に分散
  • 地域分散:米国以外にも欧州、アジア、新興国まで幅広く投資
  • 自動リバランス機能:時価総額に応じて定期的に投資先を最適化

オルカンに潜む5つの重大リスク

1. 米国株への過度な依存リスク

米国株式への投資比率が約62.7%と極めて高く、特に以下の懸念があります:

  • アップル、マイクロソフト、エヌビディアなど上位10銘柄で18.7%を占める
  • 情報技術セクターへの偏重
  • 2025年のトランプ新政権による政策変更の影響を大きく受ける可能性

2. 為替変動リスク

  • 組入通貨の63.0%が米ドル建て
  • 円高局面での大幅な下落リスク
  • 2024年8月には円高の影響で約17%の下落を記録

3. 新興国市場の構造的リスク

  • 先進国と新興国の投資比率が約9:1と大きく偏っている
  • 新興国市場の成長機会を十分に捉えられない
  • 新興国特有の政治リスクや経済リスクに対する脆弱性

4. 株式一極集中のリスク

  • 株式のみの投資で債券による分散効果が得られない
  • 世界的な株式市場の下落時に防御手段がない
  • 過去には年間50%以上の下落を記録した実績あり

5. 流動性リスク

  • 大量解約発生時の流動性低下リスク
  • 市場環境急変時の取引制限リスク
  • 新興国市場における売買の困難さ

リスクを回避するための具体的な対策

1. 分散投資の徹底

資産配分の基本モデル:

  • オルカン:40%以下に抑制
  • 国内株式:20%
  • 債券型投信:30%
  • 金(ゴールド):5%
  • 現金・預金:5%以上

2. リスクヘッジの具体策

  • 高ベータ・低ベータ銘柄のバランス調整
  • バリュー株とグロース株の組み合わせ
  • 大型・中型・小型株のバランス配分
  • 為替ヘッジ型商品の組み入れ

3. 投資タイミングの分散

  • 定期的な積立投資の継続
  • 市場下落時(10%以上の調整)での追加投資
  • 四半期ごとのリバランス実施

4. 地域分散の強化

  • 米国一極集中の是正
  • 新興国市場への段階的な投資比率引き上げ
  • 日本株式の組み入れ比率増加

5. リスク管理の具体的手法

  • 年2回の定期的なポートフォリオ見直し
  • 損失確定の許容範囲設定(例:-15%)
  • インフレヘッジとしてのREIT・金の活用

まとめ:賢い投資家になるために

投資の3つの基本原則

分散投資の徹底

  • 資産クラス間の分散
  • 地域間の分散
  • 通貨間の分散

リスク管理の重要性

  • 定期的なポートフォリオ見直し
  • 損失許容範囲の設定
  • 市場環境に応じた柔軟な対応

長期投資の実践

  • 市場の短期的な変動に一喜一憂しない
  • コスト管理の徹底
  • 複利効果の最大活用

オルカン活用の具体的戦略

投資比率の適正化

  • ポートフォリオの40%を上限
  • 年齢や投資目的に応じた調整
  • リスク許容度に応じた配分

補完的な投資商品の活用

  • 債券型投信での安定性確保
  • REITでインフレヘッジ
  • 金による分散効果

投資家として成長するために

継続的な学習

  • 市場動向の定期的チェック
  • 投資関連の情報収集
  • 運用実績の分析と改善

感情的な投資判断の回避

  • 投資ルールの明確化
  • 客観的な判断基準の設定
  • 投資日記の活用

投資の世界に「完璧な商品」は存在しません。オルカンのリスクを十分に理解し、適切な対策を講じることで、より安定した資産形成が可能になります。市場環境の変化に柔軟に対応しながら、長期的な視点で投資を続けることが、成功への近道となるでしょう。

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家族持ちFIREの資産運用

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◆資産:米ドル、投資信託、FX、BTC
◆不動産:横浜とバンコクに持ち家
◆海外経験:NY、SGR、HK、BKK

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