こんにちは、植田総裁が政治圧力に屈したとは思えないバンコクで修業中です。
#株クラ 界隈から『株価上昇に水を差し、株価下落を招いたのは政治圧力に屈した日銀の利上げが原因』『日銀ショック』との声を聞きます。
日銀は政治、マスコミ、業界から独立した存在でなければなりません。
元日経新聞 日銀キャップだった後藤達也さんは『リークはありえない、市場に与える影響が甚大すぎる』とYouTubeライブで語っています。
しかし、これまでの経緯を辿るといくつかの疑問点が…
日本銀行の利上げ決定の背景にある政治家の発言、日経新聞の報道、そして金融業界の思惑を探ります。
政治圧力と経済指標の矛盾、そして今後の展望を一緒に見て行きましょう。
政治家の発言と日経新聞の報道が市場を動かす
日本銀行は7月31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%に引き上げることを決定しました。
この決定の背景には、政治家の発言や日本経済新聞の報道による市場への影響があったと指摘されています。
政治家の「口先介入」が円高を誘発
自民党の茂木敏充幹事長と河野太郎デジタル相が、日銀に対して利上げを求める発言をしたことが、円高を加速させる要因となりました。
茂木氏は7月22日の講演で「日銀は段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と述べ、河野氏も7月17日の米メディアインタビューで「日銀は政策金利を上げる必要がある」「円は安過ぎる。価値を戻す必要がある」などと発言しました。
これらの発言後、外国為替市場の円相場は対ドルで急伸し、現在の円高傾向へのきっかけとなりました。
市場関係者からは「為替市場の風向きが変わった」との見方も出ています。
日経新聞の報道が市場の期待を高める
日本経済新聞は7月31日の金融政策決定会合前から、日銀が追加利上げを検討しているとの報道を行っていました。
この報道により、市場では利上げへの期待が高まり、円高・金利上昇の動きが加速しました。
弱い景気指標にもかかわらず利上げを決定
日銀の植田和男総裁は、追加利上げの決定について「賃金と物価が緩やかに上昇していく見込みであり、(2%物価上昇目標に向けて)おおむね予測通りの進展が見られる」と説明しています。
しかし、実質賃金は前年割れの状態が続いており、消費の先行きに慎重な意見もあります。
政治的圧力への屈服?
植田総裁は、政府や与党からの利上げ要請について「そのような声は認識している」としつつも、「特別なコメントには応じない」と述べ、政治的圧力を否定しています。
しかし、市場関係者からは「日銀の独立性が脅かされている」との懸念の声も上がっています。
金融業界の思惑
みずほ銀行は福岡市とスタートアップ支援で連携協定を結ぶなど、金融機関は新たなビジネスチャンスを模索しています。
利上げにより、預金金利の上昇や貸出金利の引き上げが予想され、金融機関の収益改善につながる可能性があります。
今後の展望
日銀の追加利上げにより、日本経済は「金利ある世界」に本格回帰していくと見られています。
しかし、急速な金利上昇は経済に悪影響を与える可能性もあり、今後の金融政策の舵取りが注目されます。
植田総裁は「利上げとはいえ、金利水準は依然として低く、経済に大きな悪影響を与えるものではない」と強調していますが、実際の経済への影響を慎重に見極める必要があるでしょう。
日銀の金融政策決定は、政治、金融業界、そしてメディアの複雑な思惑が絡み合う中で行われています。
今回の利上げ決定が日本経済にどのような影響を与えるのか、今後も注視していく必要があります。
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