多くの国で合法化は進み米国では15番目のニューヨーク州でも合法化され業界に勢い。
但し、日本では大麻取締法により所持・購入は違法とされ、国外犯処罰規定が適用…
先日、2021年11月末までの期間限定で『大麻入りピザ』がタイで発売されたとお伝えしました。
タイは有数のメディカルツーリズム産業先進国で、中近東、東南アジア、中国の富裕層を対象として大きな利益を上げてきました。
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Diamond Onlineが、日本でも『大麻解禁』を検討し始めたと報じています。
日本が「大麻解禁」を検討し始めた深刻な理由とは
日本では非合法薬物として禁止されている大麻だが、世界はいま、「グリーンラッシュ」と呼ばれる「合法大麻」ビジネスが活況を呈している。
合法大麻は使途によって、病気の治療に使用される「医療用」、繊維や建材、食品などに使われる「産業用」、そして「嗜好(しこう)用」に分かれるが、北米や欧州、アフリカ、中南米、アジアなど世界各国はこれらを続々と解禁・合法化し、経済成長しているのである。
日本が「大麻解禁」を検討し始めた深刻な理由とは | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/M1TukDVNmO ☆最終的に「大麻は社会にとって良いものか悪いものか」という神学論争は平行線のまま、経済効果が決定要因になりそうです。
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) December 13, 2021
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2020年01月、アジアでは一番最初の国として、タイで大麻が禁止薬物リストから削除され、政府公認の医療大麻専門クリニックが開設された際には、HIV患者や末期症状の患者のケアの一環として医療大麻の有効活用が期待された。
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2020年8月、民間に医療大麻の栽培と販売を許可された際には、新型コロナの感染拡大により疲弊した農業と医療業界を助けるべく、大麻によるメディカルツーリズムのビジネスに期待が高まった。
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2021年5月現在、国内での変異株による感染拡大を受け、タイは医療目的でのビザの発給を停止している。
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タイでは医療目的での合法化であって嗜好目的での利用は依然として違法です。アメリカなどの様に『嗜好品』として合法化されている点が違います。
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あくまでも『日本では大麻取締法により所持・購入は違法』であることをお忘れなく!
タイにおける大麻規制等について
在タイ日本国大使館:2021年05月06日
- タイにおける大麻に関する規制については、2021年2月より、カンナビス及びヘンプの葉・茎・幹・根が第五種麻薬指定リストから除外され、医療、医薬品、健康食品及び化粧品等の商業利用やタイ当局に申請・許可を受けた方の医療目的の栽培等が可能となりました。なお、花及び種子は引き続き禁止指定されております。
- 日本では大麻取締法において、大麻及びその製品の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。また、同法は国外犯処罰規定が適用され、タイを含む海外に居住する日本人が大麻の栽培、輸出入、所持、譲渡等を行った場合には、同様に処罰対象となることがあります。
- 非合法的な大麻やその他規制薬物等の所持や使用等により警察に拘束される事案も存在しておりますところ、在留邦人の皆様及び渡航者の皆様におかれましては、日本及びタイの法律を遵守された上、日本国外であっても安易に大麻に手を出さないように注意願います。
- 今後タイにおける大麻規制等については、今後の発表等により変更等される可能性もありますので、タイ保健省食品薬品局等のホームページを御参照するなど、最新の情報収集に努めて下さい。
- タイ保健省食品医薬品局(Food and Drug Administration)ホームページ
- 政府広報オンラインホームページ
- 警察庁ホームページ
- 厚生労働省ホームページ
ニューヨーク州の大麻合法化で勢いづく業界、社会への影響は
Forbes Japan:2021年04月27日
ニューヨーク州は、嗜好品としての大麻を合法化した全米15番目の州(ワシントンD.C.を含む)として、急成長する大麻市場に仲間入りする。大麻業界専門データ分析企業ニュー・フロンティア・データによると、現時点で大麻使用が認められている州では、2025年の合法大麻の総売上が300億ドル近くに達する見込みだ。
ニューヨークに暮らす人々は、合法化をおおむね前向きにとらえながらも、大麻に対して警戒心も抱いているようだ。消費者行動調査会社MRIシモンズ(MRI-Simmons)が、合法化前にニューヨーク州在住の18歳以上を対象に実施した「2021年全米大麻調査(National Cannabis Study)」では、合法大麻の売上は手堅い税源となり、医学的な利点も得られると考える人の割合が約4分の3に上った。
一方で、大麻を不適切な方法で使用した場合には健康に害となるという回答も4分の3に上ったほか、63%の人が、大麻による全般的な悪影響を心配していると回答した。
タイCPフーズ、医療用大麻を食用に 大学と共同開発
日経新聞:2021年03月22日
タイの食品大手チャロン・ポカパン(CP)フーズは、同国のメージョー大学と大麻を使った食品などの研究開発で協力する覚書を結んだと発表した。タイでは2019年に政府が医療用大麻を合法化し、今年1月には一定の条件の下、葉や茎など特定部分の商業利用を解禁していた。CPフーズは大学との連携を通じ、健康食品などへの応用を探る。
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