赤字幅はリーマンショック以来の大きさで、新型コロナ感染拡大に伴う旅客急減が収益を圧迫。米政府は3月末に、総額500億ドル(5.3兆円)の航空会社への支援枠を確保。
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コロナショックをうけ、米国政府は航空業界への支援をするための予算、総額500億ドル(5.3兆円)を確保しました。日本の航空業界では政府に対し、総額2兆円(そのうちANAが1.3兆円)の支援を求めています。
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更に米国は、世界最大の航空機メーカー ボーイング社や航空機エンジン生産のGE社を抱えており、今回の未曾有の危機は米国の航空業界を震撼させる…
◆新型コロナ◆未曾有の苦境に喘ぐ航空業界:JALとANAへ政府保証
◆タイのコロナ◆タイ航空2600億円支援要請:エアバス拠点計画白紙
米航空大手3社、1~3月は9年ぶり赤字 新型コロナで旅客減
記事引用先:日経新聞
米航空大手3社の1~3月期の決算が30日、出そろった。米東部時間30日夕(日本時間5月1日朝)に発表したユナイテッド航空の純損益は17億ドル(約1800億円)の赤字(前年同期は2億9千万ドルの黒字)だった。3社とも赤字になるのは燃料高などが響いた2011年1~3月期以来9年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大に伴う旅客急減が収益を圧迫した。
3社の合計赤字額は44億ドル(4,690億円)
アメリカン航空は22億ドル、デルタ航空は5億ドルそれぞれ赤字で、3社の合計赤字額は44億ドルに達した。赤字幅はリーマン危機以来の大きさとなった。ユナイテッドのオスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)は「航空の歴史において最悪の危機だ」と話す。大手3社に次ぐサウスウエスト航空も9400万ドルの赤字になっている。
米政府は総額500億ドル(5.3兆円)の支援枠
米政府は3月末に決めた経済対策で、総額500億ドルの航空会社への支援枠を設けた。9月末まで従業員の強制解雇をしないことなどを条件に、3社で従業員の給与向けに補助金と融資で162億ドルの支援を受けることで合意した。
米ボーイング、6億ドル最終赤字 新型コロナで需要減:従業員1割削減
記事引用先:日経新聞
米ボーイングが29日発表した2020年1~3月期決算は、最終損益が6億2800万ドル(約660億円)の赤字だった。最終赤字は2四半期連続。前年同期は21億ドルの黒字だった。新型コロナウイルスの影響で航空会社の経営が悪化し、航空機のキャンセルや支払い遅延が相次いだ。
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デビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)は約16万人のグローバルの従業員を1割削減する方針を示した。
欧州エアバス、追加の減産検討 仏報道
記事引用先:日経新聞
欧州エアバスが29日発表した2020年1~3月期連結決算は最終損益が4億8100万ユーロ(約556億円)の赤字(前年同期は4千万ユーロの黒字)だった。赤字転落は11年1~3月期以来、第1四半期としては9年ぶりとなる。新型コロナウイルスの感染拡大で旅客機の引き渡し機数が同25%落ち込み、122機となったことなどが響いた。
米GE航空機部門、人員25%削減 屋台骨をコロナ直撃
記事引用先:日経新聞
米ゼネラル・エレクトリック(GE)は4日、航空機エンジン部門の従業員を追加削減すると発表した。同部門のグローバルの従業員の25%に相当する約1万3000人を削減する。新型コロナウイルスの影響で納入先の米ボーイングが大規模な減産を決めたことを受け、3月に発表した2600人の削減計画を5倍に拡大する。
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◆日本人のタイ入国は?
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