こんにちは、タクシン元首相が収監されず復帰している事に『タイあるある』を感じるバンコクで修業中です。
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タイ事情をよく知っている、ひろこさんですw
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さて、2024年8月16日、タイの政治に新たな1ページが刻まれました。
タクシン・シナワトラ元首相の次女であるペートンタン氏が、タイの新首相に選出されたのです。
37歳という若さで、タイ史上最年少の首相となったペートンタン氏。
その誕生の背景と、今後のタイ政治の行方について詳しく見ていきましょう。
新首相ペートンタン氏とは
エリート教育を受けたホテル経営のプロ
ペートンタン氏は、タイの名門チュラロンコン大学を卒業後、イギリスのサリー大学でホテル経営の修士号を取得しています。その後、ホテル業や医療サービスを提供する企業で勤務し、2023年10月には「貢献党」の党首に就任しました。
政治経験は浅いが、意欲は十分
閣僚経験がないことから経験不足を指摘する声もありますが、ペートンタン氏自身は「自分が優れているとは思っていません。素晴らしいチームと成功に向けた強い意欲があります」と述べています。
タクシン元首相の影響力
15年ぶりの帰国と政治的影響力の拡大
タクシン元首相は2006年の軍事クーデターで失脚し国外逃亡していましたが、2023年8月に15年ぶりに帰国しました。帰国後、タクシン派内で影響力を維持し、地方を巡るなどの活動を行っています。
連立政権の実質的リーダー
現在の連立政権において、タクシン氏は実質的なリーダーとしての影響力を持っていると言われています。ペートンタン氏の首相就任も、タクシン氏の影響力なしには考えられないでしょう。
新政権の課題と展望
保守派との調整が鍵
新政権は親軍政党を含む11の政党から構成されており、議席数は314に達しています。しかし、軍や保守派はタクシン氏の存在に警戒感を抱いているため、ペートンタン氏は保守派との調整を迫られることになるでしょう。
経済政策と社会改革
タイ経済の立て直しや、長年の課題である社会格差の解消が新政権の重要な課題となります。ペートンタン氏がこれらの課題にどのように取り組むのか、注目が集まっています。
国際関係の舵取り
タイの地政学的重要性を考えると、新政権の外交政策も重要な焦点となります。特に、中国やアメリカとの関係をどのようにバランスを取っていくのか、世界が注目しています。
今後の展望
ペートンタン氏の首相就任は、タイ政治に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。しかし同時に、タクシン元首相の影響力や保守派との調整など、多くの課題も抱えています。
若さと新鮮さを武器に、ペートンタン氏がこれらの課題をどのように乗り越え、タイの発展に貢献していくのか。その手腕が今後のタイの行方を左右することになるでしょう。
タイの政治は常に予測不可能な展開を見せてきました。ペートンタン新首相の下で、タイがどのような未来を描いていくのか、私たちは今後も注意深く見守っていく必要があります。
タイに住む日本人や、タイへの投資を考えている方々にとっても、この政権交代は大きな関心事でしょう。経済政策や外国人に対する政策がどのように変化するのか、注目が集まります。
新しい時代の幕開けとなるか、それとも過去の政治の延長線上に留まるのか。タイの新しい「女王」ペートンタン首相の手腕が、今まさに試されようとしています。
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