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🔵高配当王決定戦2024!楽天SCHDとSBI VYM、SBI全世界高配当株式ファンドを徹底比較

この記事は 約7 分で読めます。

楽天SCHD、SBI VYM、SBI全世界高配当株式ファンドの3つの高配当株式ファンドを徹底比較。最新データに基づいた特徴、パフォーマンス、投資家タイプ別おすすめを詳しく解説。

こんにちは、高配当大好きなバンコクで修業中(@lukehide)です。

先日リリースされた楽天証券の『楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)』の評判が良さげです。

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ひろこ
ひろこ
今回は、注目を集めている3つの高配当株式ファンドを最新データに基づいて徹底比較します。楽天証券の「楽天SCHD」、SBI証券の「SBI VYM」、そして「SBI全世界高配当株式ファンド」です。これらのファンドは、高い配当利回りと株価成長の両方を狙える魅力的な投資商品として注目されています。それぞれの特徴や違いを詳しく見ていきましょう。

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 AT&T T 2,427万円 5.60% 1.33 19.82
 3M MMM 3,010万円 5.71% 5.99 105.23
ファイザー(テ) PFE 3,300万円 5.75% 1.64 28.51
エクソンモービル XOM 4,766万円 3.43% 3.68 116
J&J JNJ 5,970万円 2.96% 4.76 165
コカコーラ(バ) KO 6,191万円 2.71% 1.84 68
P&G PNG 6,640万円 2.50% 3.76 150
マクドナルド MCD 6,745万円 2.29% 6.68 269
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3つのファンドの概要

まずは、3つのファンドの基本情報を最新データに基づいて表にまとめました。

項目 楽天SCHD SBI VYM SBI全世界高配当株式ファンド
正式名称 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)
運用会社 楽天投信投資顧問 SBIアセットマネジメント SBIアセットマネジメント
主な投資対象 シュワブ米国配当株式ETF(SCHD) バンガード・高配当株式ETF(VYM) 世界の高配当株式
設定日 2024年9月18日 2019年5月30日 2024年10月1日
決算頻度 年4回(2月、5月、8月、11月) 年1回(5月) 年4回(2月、5月、8月、11月)
信託報酬(税込) 0.192% 0.1238% 0.0550%
購入・換金手数料 なし なし なし
購入可能な証券会社 楽天証券 SBI証券 SBI証券

投資対象と運用方針

次に、各ファンドの投資対象と運用方針について詳しく見ていきましょう。

楽天SCHD

楽天SCHDは、シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)を主要投資対象としています。SCHDは、ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスに連動することを目指すETFです。このインデックスは、少なくとも10年連続で配当を支払った実績を持つ米国上場企業の中から、配当利回りや財務健全性などを考慮して選ばれた約100銘柄で構成されています。

SCHDの特徴は、高配当だけでなく配当成長も重視している点です。そのため、単に高配当を追求するだけでなく、持続的な配当成長が期待できる優良企業に投資することができます。

SBI VYM

SBI VYMは、バンガード・高配当株式ETF(VYM)に投資するファンドです。VYMは、FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスに連動することを目指しています。このインデックスは、配当利回りの高い米国株式で構成されており、約400銘柄に分散投資しています。

VYMは、SCHDと比べてより幅広い銘柄に投資しているため、セクターの分散が効いているのが特徴です。また、バンガードの低コスト運用の恩恵を受けられる点も魅力です。

SBI全世界高配当株式ファンド

SBI全世界高配当株式ファンドは、世界中の高配当株式に投資するファンドです。米国、欧州、日本、新興国の4つのマザーファンドを通じて、グローバルに分散投資を行います。

このファンドの特徴は、世界中の高配当株式に幅広く投資できる点です。地域やセクターの分散が効きやすく、為替リスクも分散されるため、安定的なリターンが期待できます。また、信託報酬が3つのファンドの中で最も低いのも大きな魅力です。

 

パフォーマンスと配当利回り

各ファンドのパフォーマンスと配当利回りを最新データに基づいて比較してみましょう。

項目 楽天SCHD SBI VYM SBI全世界高配当株式ファンド
過去5年リターン(年率) 約11%(SCHDベース) 約9%(VYMベース) – (新設のため実績なし)
直近配当利回り 約3.95% 約2.83% 約4.00%(目標)
平均増配率(過去10年) 約11.39% 約6.5% – (新設のため実績なし)

※楽天SCHDとSBI全世界高配当株式ファンドは新設のため、参考値や目標値を記載しています。

投資家のタイプ別おすすめファンド

  1. 高い配当成長を重視する投資家
    → 楽天SCHD
    理由:SCHDの高い平均増配率(約11.39%)が魅力。長期的な配当成長が期待できます。
  2. 安定性とリスク分散を重視する投資家
    → SBI VYM
    理由:約400銘柄に分散投資しているため、個別銘柄リスクが低減されます。
  3. グローバル分散投資を行いたい投資家
    → SBI全世界高配当株式ファンド
    理由:世界中の高配当株式に投資するため、地域分散の効果が高く、為替リスクも分散されます。
  4. 低コストでの運用を重視する投資家
    → SBI全世界高配当株式ファンド
    理由:3つのファンドの中で最も信託報酬が低く(0.0550%)、長期投資に適しています。
  5. 四半期ごとの配当を受け取りたい投資家
    → 楽天SCHDまたはSBI全世界高配当株式ファンド
    理由:両ファンドとも年4回の決算・分配を行うため、定期的な配当収入が得られます。

セクター分散と上位組入銘柄

楽天SCHD(SCHDベース)

セクター比率:

  • 金融: 約18%
  • ヘルスケア: 約16%
  • 生活必需品: 約14%
  • 資本財: 約13%
  • エネルギー: 約12%

上位組入銘柄:

  1. ブロードコム
  2. アボットラボラトリーズ
  3. ペプシコ
  4. アムジェン
  5. ホーム・デポ

SCHDは、セクターのバランスが良く、分散されているのが特徴です。情報技術セクターの比率は約8.5%と、他の高配当ETFと比べて低めです。

SBI VYM(VYMベース)

セクター比率:

  • 金融: 約20%
  • ヘルスケア: 約14%
  • 資本財: 約12%
  • エネルギー: 約10%
  • 生活必需品: 約9%

上位組入銘柄:

  1. JPモルガン・チェース
  2. ジョンソン・エンド・ジョンソン
  3. エクソンモービル
  4. プロクター・アンド・ギャンブル
  5. シェブロン

VYMは、SCHDと比較して金融セクターの比率がやや高く、生活必需品の比率が低めです。

SBI全世界高配当株式ファンド

このファンドは新設のため、具体的なセクター比率や組入銘柄は公開されていませんが、世界中の高配当株式に幅広く投資することから、地域やセクターの分散が期待できます。

まとめ

3つのファンドを最新データに基づいて比較してみると、それぞれに特徴があり、一概にどれが最良とは言えません。投資家の皆さんは、自身の投資目的やリスク許容度、投資期間などを考慮して、最適なファンドを選択することが重要です。

楽天SCHDは、高い配当成長が期待できる米国の優良企業に特化したファンドです。平均増配率が約11.39%と高く、長期的な配当成長を重視する投資家に適しています。

SBI VYMは、幅広い米国高配当株式に分散投資するファンドで、安定性が魅力です。約400銘柄に投資しているため、リスク分散効果が高いのが特徴です。

SBI全世界高配当株式ファンドは、グローバルな分散投資と低コスト(信託報酬0.0550%)が特徴的です。世界中の高配当株式に投資することで、地域分散とセクター分散の効果が期待できます。

いずれのファンドも、長期的な視点で投資することで、高配当と株価成長の両方を享受できる可能性があります。ただし、株式市場の変動リスクは常に存在するため、自己責任で投資判断を行うことが大切です。

ひろこ
ひろこ
最後に、これらのファンドはいずれも新NISAでの購入が可能です。楽天SCHDとSBI全世界高配当株式ファンドは成長投資枠で購入できる見込みです。税制優遇を活用しながら、長期的な資産形成を目指すのも良いでしょう。皆さんの投資目標に合わせて、最適なファンドを選んでください。

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