こんにちは、バンコクで修業中(@lukehide)です。
夢の配当金生活は、みんなの夢。毎月安定した収入が入り、働かずに生活できる。そんな理想的な生活を実現する一つの方法として、高配当株への投資があります。管理人も先日、三菱商事の株主への仲間入りを果たしました。
🟢三菱商事(8058)
配当利回り3.5%を確保する2,857円を割ったので打診買い(2855円)。#バフェット は、更に商社に突っ込むのか、金融機関に向かうのか注目🔥#高配当株 #高配当株投資 #夢の配当金生活 #新NISA https://t.co/Bmo3FPv4WS pic.twitter.com/vbJ7G0l9F4
— バンコクで修業中|FIRE達成者の海外生活と資産運用🟢高配当株@新NISA (@lukehide) October 21, 2024
「高配当株で安定した収入を得たい」
「老後の収入源として配当金投資を考えている」
このような願いを持つ投資家は多いのではないでしょうか?
- 2024年4-9月期純利益6,180億円と好調な業績を維持
- 年間配当210円で配当利回り3.64%の高配当銘柄
- 8期連続増配で安定した株主還元を実施
- 毎月10万円の配当収入に必要な投資額を詳しく解説
会社概要
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | 三菱商事株式会社 |
英文社名 | Mitsubishi Corporation |
証券コード | 8058(東証プライム市場) |
設立 | 1954年7月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内2-3-1 |
資本金 | 2,044億円(2023年3月31日現在) |
従業員数 | 連結79,025人、単体5,645人(2023年3月31日現在) |
事業内容 | 総合商社 |
代表者 | 代表取締役 社長 中西勝也 |
会社の沿革
- 1918年:三菱合資会社から分離独立し、三菱商事株式会社設立
- 1947年:GHQの財閥解体により解散
- 1954年:新三菱商事として再発足
- 1971年:社名を三菱商事株式会社に変更
- 2001年:事業部門制から営業グループ制に移行
- 2010年:中期経営計画「INNOVATION 2012」開始
- 2016年:「中期経営戦略2018」発表
- 2021年:「中期経営戦略2024」発表
主要グループ企業
国内グループ会社
- 株式会社ローソン(コンビニエンスストア事業)
- 三菱食品株式会社(食品卸売事業)
- 株式会社メタルワン(鉄鋼製品事業)
- 三菱商事エネルギー株式会社(石油製品販売)
- 三菱商事ケミカル株式会社(化学品販売)
2024年4-9月期決算の詳細分析
業績サマリー
項目 | 金額 | 前年同期比 |
---|---|---|
連結純利益 | 6,180億円 | +32.6% |
経常利益 | 903,514百万円 | +34.0% |
売上高 | 9兆3,547億円 | -2.2% |
決算のポイント
2024年4-9月期の連結純利益は前年同期比32.6%増の6,180億円と大幅な増益を達成しました。これは主に以下の要因によるものです:
- ローソンの持分法適用に伴う再評価益の計上
- 原料炭事業での炭鉱売却益の発生
- 円安効果によるプラス影響
セグメント別実績と見通し修正
事業部門別では以下の修正が行われました:
- エネルギー部門:1,510億円→1,750億円に上方修正
(LNG販売事業の市況上昇が寄与) - 金属資源部門:2,860億円→2,150億円に下方修正
(豪州の原料炭事業における市況下落の影響)
通期見通し
2025年3月期の純利益見通しは9,500億円(前期比1.5%減)で据え置きとなりました。これはアナリスト11人の予測平均9,697億円を下回る水準です。市況や事業環境の不透明感を考慮した慎重な見通しとなっています。
進捗状況
- 通期計画に対する上期進捗率:65.1%
- 5年平均進捗率:48.7%
- 7-9月期純利益:2,636億円(前年同期比77.7%増)
株価診断(2024年11月2日時点)
指標 | 数値 | 業界平均 | 評価 |
---|---|---|---|
株価 | 2,746円 | – | 最新株価 |
時価総額 | 11兆475億円 | – | 東証プライム市場で上位の超大型株 |
PER | 11.7倍 | 12.5倍 | 業界平均を下回り割安な水準 |
PBR | 1.18倍 | 1.1倍 | 純資産に対して適正な評価 |
ROE | 11.27% | 8.5% | 高い資本効率を実現 |
配当利回り | 3.64% | 2.34% | 市場平均を大きく上回る高配当 |
配当性向 | 30.4% | 30% | 安定的な株主還元を実施 |
各指標の詳細評価
PER(株価収益率)
11.7倍は業界平均の12.5倍を下回っており、収益力に対して株価が割安な水準にあります。今後の業績拡大期待を考慮すると、投資妙味のある水準といえます。
PBR(株価純資産倍率)
1.18倍は業界平均の1.1倍とほぼ同水準で、純資産に対して適正な評価を受けています。商社セクターとしては標準的な水準です。
ROE(自己資本利益率)
11.27%という高水準のROEは、業界平均の8.5%を大きく上回っています。効率的な経営と高い収益力を示す優れた指標です。
配当利回り
3.64%の配当利回りは、東証プライム平均の2.34%を大きく上回る高配当銘柄です。8期連続増配実績もあり、安定した配当収入が期待できます。
配当性向
30.4%の配当性向は、業界標準の30%と同水準で、利益に対して適切な配当還元を実施しています。今後の増配余地も十分にあります。
時価総額
11兆475億円の時価総額は、東証プライム市場でもトップクラスの規模を誇り、高い流動性と安定性を備えています。
高配当銘柄としての評価
配当実績の推移
決算期 | 1株配当金 | 配当性向 | 配当利回り | 特徴 |
---|---|---|---|---|
2020年3月期 | 132円 | 34.8% | 2.8% | 安定配当を維持しながら増配を開始 |
2021年3月期 | 134円 | 35.2% | 3.1% | コロナ禍でも増配を継続し安定性を示す |
2022年3月期 | 150円 | 28.7% | 3.3% | 業績回復に伴い大幅増配を実施 |
2023年3月期 | 175円 | 29.8% | 3.5% | 過去最高益を背景に増配基調を強化 |
2024年3月期(予) | 210円 | 30.4% | 3.64% | 8期連続増配で株主還元を一層強化 |
株主還元の特徴と方針
三菱商事の株主還元には以下の特徴があります:
項目 | 内容 | 評価 |
---|---|---|
配当方針 | 累進的な配当政策を採用 | 業績に関わらず安定配当を維持 |
配当性向 | 30%程度を目安 | 適切な利益配分を実現 |
株主資本配当率(DOE) | 3.64% | 業界平均を上回る高水準 |
自己株式取得 | 機動的に実施 | 株主還元を補完する施策として活用 |
配当実績と配当性向の推移
三菱商事は、2017年度以降8期連続で増配を実施しています。特に2021年度以降は、資源価格の上昇や事業構造改革の成果により収益力が向上し、配当金を大幅に増額しています。配当性向は30%程度を目安としており、業績の拡大に応じて着実に配当金を引き上げる方針を明確にしています。
さらに、2024年3月期は前期比35円増配の年間210円配当を予定しており、配当利回りは3.64%と東証プライム平均(2.34%)を大きく上回る水準を維持しています。この高配当利回りは、安定した収益基盤と強固な財務体質に裏付けられています。
毎月10万円の配当収入を得るための必要投資額
三菱商事の株式で毎月10万円の配当収入を得るために必要な投資額を、ステップバイステップで詳しく解説します。
Step 1:年間の必要配当金額の計算
項目 | 計算式 | 金額 |
---|---|---|
月額目標配当 | – | 100,000円 |
年間必要配当金 | 100,000円 × 12ヶ月 | 1,200,000円 |
Step 2:税金を考慮した必要配当金額の計算
項目 | 計算式 | 金額 |
---|---|---|
配当所得税率 | – | 20.315% |
税引前必要配当金 | 1,200,000円 ÷ (1 – 0.20315) | 1,505,952円 |
Step 3:必要株式数の計算
項目 | 計算式 | 数量 |
---|---|---|
1株当たり年間配当金 | – | 210円 |
必要株式数 | 1,505,952円 ÷ 210円 | 7,171株 |
Step 4:実際の必要投資額の算出
項目 | 計算式 | 金額 |
---|---|---|
現在株価 (2024年11月2日時点) |
– | 2,746円 |
実際の必要投資額 | 7,171株 × 2,746円 | 19,691,566円 |
投資に関する重要な注意点
- 上記の計算は2024年11月2日時点の株価(2,746円)と配当予想(年間210円)に基づいています。
- 株価や配当金は市場環境により変動する可能性があります。
- 実際の投資の際は、市場リスクや将来の配当政策の変更可能性も考慮が必要です。
- 投資は分散投資を心がけ、一つの銘柄に集中することは避けるべきです。
この金額は、現在の株価と配当予想を基に算出していますが、実際の投資判断には、企業の財務状況や将来性、市場環境なども総合的に考慮する必要があります。
まとめ:三菱商事で実現する配当金生活
投資判断のポイント
項目 | 評価 | 詳細 |
---|---|---|
業績の安定性 | ◎ | 2024年4-9月期純利益6,180億円と好調を維持 |
配当の安定性 | ◎ | 8期連続増配、配当性向30.4%で安定的な株主還元 |
株価の割安度 | ○ | PER11.7倍は業界平均を下回る水準 |
配当利回り | ◎ | 3.64%と市場平均(2.34%)を大きく上回る |
毎月10万円の配当収入実現に向けて
- 必要投資額:約1,969万円(7,171株)
- 現在の年間配当:210円/株(2024年3月期予想)
- 配当受取額:年間150.6万円(税引前)
投資の実現可能性と留意点
三菱商事は、総合商社大手として安定した事業基盤と高い収益力を持ち、継続的な増配実績から配当の安定性も高い優良銘柄です。しかし、毎月10万円の配当収入を得るためには約2千万円という大きな投資額が必要となります。
三菱商事は長期投資の対象として魅力的な銘柄ですが、分散投資を基本としながら、計画的な資産形成を進めることをお勧めします。
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配当利回 (%) |
投資金額 (万円) |
年間配当 (円) |
株価 (円) |
JFE (テ) | 7.3% | 2,055万円 | 140 | 1,917 |
レーサム(テ) | 6.3% | 2,369万円 | 190 | 3,000 |
マリモリート(テ) | 5.9% | 2,470万円 | 3,713 | 122,300 |
ミラース(テ) | 5.9% | 2,540万円 | 30 | 508 |
日本たばこ(テ) | 4.7% | 3,200万円 | 194 | 4,122 |
本田技研工業 | 4.8% | 3,247万円 | 68 | 1,472 |
武田薬品 | 4.5% | 3,280万円 | 196 | 4,271 |
NEW 双日(2768) | 4.6% | 3,368万円 | 150 | 3,368 |
アステラス | 4.4% | 3,402万円 | 80 | 1,814 |
ソフトバンク | 4.3% | 3,481万円 | 86 | 1,996 |
INPEX | 4.2% | 3,750万円 | 60 | 2,150 |
三菱HC |
3.9% | 3,930万円 | 40 | 1,047 |
日本郵政 | 3.5% | 4,205万円 | 50 | 1,401 |
NEW ニコン | 3.5% | 4,229万円 | 55 | 1,549 |
NTT | 3.5% | 4,300万円 | 5.2 | 149 |
三井住友FG | 3.6% | 4,450万円 | 330 | 9,664 |
キヤノン | 3.0% | 5,070万円 | 150 | 5,070 |
野村証券 | 2.9% | 5,230万円 | 23 | 801 |
ENEOS | 2.9% | 5,500万円 | 22 | 802 |
トヨタ | 3.0% | 6,861万円 | 240 | 2,745 |
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