こんにちは、バンコクで修業中(@lukehide)です。
ブラックマンデーが度々発生する昨今、不安定な経済環境下での連日の株価乱高下で、いつ買えば良いのか迷う投資家も多いと思います。
「もう少し下がってから買おう…」
2020年、コロナショックで日経平均が16,000円を割り込んだとき、多くの投資家がこう考えていました。
しかし、結果はどうだったでしょうか。待っている間に株価は急反発。「もっと下がるはず」という予測は外れ、高配当株を買い逃す結果となったのです。
本記事のポイント:
- 大暴落を待つリスク
- 高配当株の基本的な選び方
- 具体的な5つの買いタイミング
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配当利回 (%) |
投資金額 (万円) |
年間配当 (円) |
株価 (円) |
NEW 三菱商事(8058) | 3.7% | 1,969万円 | 210 | 2,746 |
JFE (テ) | 7.3% | 2,055万円 | 140 | 1,917 |
レーサム(テ) | 6.3% | 2,369万円 | 190 | 3,000 |
マリモリート(テ) | 5.9% | 2,470万円 | 3,713 | 122,300 |
ミラース(テ) | 5.9% | 2,540万円 | 30 | 508 |
日本たばこ(テ) | 4.7% | 3,200万円 | 194 | 4,122 |
本田技研工業 | 4.8% | 3,247万円 | 68 | 1,472 |
武田薬品 | 4.5% | 3,280万円 | 196 | 4,271 |
双日(2768) | 4.6% | 3,368万円 | 150 | 3,368 |
アステラス | 4.4% | 3,402万円 | 80 | 1,814 |
NEW SBI HD(8473) | 5.0% | 3,462万円 | 150 | 3450 |
ソフトバンク | 4.3% | 3,481万円 | 86 | 1,996 |
INPEX | 4.2% | 3,750万円 | 60 | 2,150 |
三菱HC |
3.9% | 3,930万円 | 40 | 1,047 |
日本郵政 | 3.5% | 4,205万円 | 50 | 1,401 |
ニコン(7731) | 3.5% | 4,229万円 | 55 | 1,549 |
NTT | 3.5% | 4,300万円 | 5.2 | 149 |
三井住友FG | 3.6% | 4,450万円 | 330 | 9,664 |
キヤノン | 3.0% | 5,070万円 | 150 | 5,070 |
野村証券 | 2.9% | 5,230万円 | 23 | 801 |
ENEOS | 2.9% | 5,500万円 | 22 | 802 |
トヨタ | 3.0% | 6,861万円 | 240 | 2,745 |
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大暴落を待つリスクとは
大暴落を待つ3つの落とし穴
1. 機会損失のリスク
待っている間に失う配当収入と値上がり益
配当利回り5%の株式に100万円の投資を1年先延ばしした場合、5万円の配当収入を逃すことになります。さらに、その間の株価上昇分も逃してしまいます。
2. 予測の難しさ
市場底値の見極めは極めて困難
2020年のコロナショック時、日経平均は16,500円まで下落しましたが、その後急反発。多くの投資家が「もう少し下がるはず」と考え、買い時を逃してしまいました。
3. 心理的バイアス
暴落時の投資判断の難しさ
大暴落時は、さらなる下落への不安から、実際には投資を躊躇してしまうケースが多発します。結果として、最高の買い場を逃してしまいます。
投資アプローチの比較
アプローチ | メリット | デメリット |
---|---|---|
大暴落を待つ | • 理論上は安く買える • 下値リスクが小さい |
• 機会損失が大きい • タイミングが掴めない • 心理的なハードルが高い |
段階的な投資 | • 早期に配当収入開始 • 平均取得単価の平準化 • 心理的負担が小さい |
• 一時的な含み損の可能性 • 投資機会の分散 |
効果的な投資アプローチ
- 投資資金を3〜4回に分けて段階的に投資する
- 定期的な積立投資で平均取得単価を抑える
- 配当権利確定のタイミングを考慮する
- 財務基盤の強い企業を選別する
高配当株投資の基本
高配当株投資は、安定的な収入源として注目を集めています。大暴落を待つ前に、まずは基本を理解しましょう。
高配当株とは
一般的に市場平均を上回る配当利回りを提供する株式のことです:
区分 | 配当利回り | 特徴 |
---|---|---|
通常株式 | 2%前後 | 東証プライム市場の平均 |
高配当株 | 4%以上 | 安定収益型の企業が多い |
超高配当株 | 6%以上 | 持続性の確認が重要 |
配当利回りの計算方法
配当利回り(%) = (1株当たりの年間配当金 ÷ 株価) × 100
配当利回り = (250 ÷ 5,000) × 100 = 5%
投資の3つのメリット
1. 安定的な収入源
- 定期的な配当収入
- インフレに強い
2. 投資の手軽さ
- 少額から開始可能
- 高い流動性
3. 分散投資が容易
- 業種分散が可能
- グローバル展開企業も
銘柄選びのポイント
1. 財務健全性
- 自己資本比率40%以上
- 適正な配当性向(30〜60%)
2. 事業基盤
- 高い市場シェア
- 参入障壁の存在
3. 配当の安定性
- 増配・減配の履歴
- 経営陣の株主還元姿勢
この基本を押さえた上で、次章で解説する「5つの買いのタイミング」を活用することで、より効果的な投資が可能となります。
高配当株を買うベストタイミング
1. 権利落ち後の投資タイミング
権利確定までの流れ
権利付き最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 |
---|---|---|
配当権利の最終日 | 株価が下落しやすい日 | 株主名簿に記載される日 |
権利落ち日の投資戦略
1. 株価下落の理由
配当金相当額の株価下落が理論値とされています。例えば、配当金が250円の場合、理論上は250円分の株価下落が予想されます。
2. 実際の値動き
理論値通りに下落するとは限らず、市場環境や企業の状況により変動します。
3. 投資機会
配当相当額以上の下落時は、割安な投資機会となる可能性があります。
具体的な投資手法
- 権利落ち日の寄り付きではなく、様子を見てから投資を検討
- 配当相当額以上の下落があった場合は特に注目
- 分割買いを活用して平均取得単価を抑える
注意すべきポイント
- 企業の財務状況や今後の見通しを必ず確認
- 単純な配当利回りだけでなく、配当の持続可能性を評価
- 市場全体の動向も考慮に入れる
2. 決算発表後の一時的な株価下落時
株価下落の主な理由
理由 | 説明 | 投資判断 |
---|---|---|
市場予想との乖離 | アナリスト予想を下回る決算内容 | 一時的な反応の可能性大 |
利益確定売り | 決算発表前の上昇による利益確定 | 買いの好機となりうる |
将来予測の保守性 | 慎重な業績見通しの発表 | 上振れ期待で投資機会に |
投資判断のポイント
1. 財務内容の確認
一時的な業績悪化なのか、構造的な問題なのかを見極める
2. 配当方針の確認
配当維持・増配の方針が示されているか確認
3. 市場環境の分析
業界全体の動向と個別要因を区別して判断
効果的な投資戦略
- 決算発表直後の急激な反応は様子見する
- 株価が落ち着いてから冷静に判断する
- 分割買いを活用して平均取得単価を抑える
注意すべきケース
- 業績予想の大幅な下方修正がある場合
- 配当性向が著しく上昇している場合
- 業界全体の構造的な問題がある場合
3. 市場全体の調整局面
調整局面を見極めるポイント
指標 | 判断基準 | 投資判断 |
---|---|---|
VIX指数の上昇 | 20以上で警戒、30以上で強い恐怖 | 投資機会の到来を示唆 |
PERの低下 | 過去平均を下回る水準 | 割安な投資機会 |
配当利回りの上昇 | 市場平均を大きく上回る | 長期投資の好機 |
調整局面での投資戦略
- 段階的な買い増しを実行(一度に全額投資しない)
- 財務体質の強い優良企業に注目
- 過去の配当実績が安定している銘柄を選択
注意すべきポイント
1. 調整の見極め
単なる調整なのか、本格的な下落相場の始まりなのかを見極めることが重要です。
2. 投資余力の確保
追加投資できる資金を戦略的に確保しておくことが重要です。
3. 冷静な判断
パニック売りの中でも冷静に投資判断ができるよう、事前に投資計画を立てておきましょう。
4. セクターローテーション時
経済サイクルの各段階で強いセクター
経済段階 | 有望なセクター |
---|---|
景気回復初期 | • 金融 • 素材・材料 • 不動産 |
景気拡大期 | • テクノロジー • ヘルスケア • コミュニケーションサービス |
景気後退期 | • 公益事業 • 生活必需品 • ヘルスケア |
投資のポイント
- 経済サイクルの現在の位置を見極める
- 次のステージで優位となるセクターを予測する
- セクターETFを活用して効率的に投資する
注意点
セクターローテーション戦略には以下のリスクが伴います:
- 市場予測の誤り
- 取引コストの増加
- 市場の変動性の増大
5. 増配発表後の投資タイミング
増配発表後のチェックポイント
確認項目 | 判断基準 |
---|---|
増配率 | • 前年比10%以上が目安 • 急激な増配には要注意 |
配当性向 | • 30〜60%が健全な範囲 • 70%超は持続性に懸念 |
財務状況 | • 営業CFがプラス • 自己資本比率40%以上 |
投資タイミングの見極め方
◆ 好適な買い場
- 増配発表直後の利益確定売りで株価が調整した時
- 四半期決算発表と同時の増配で、業績も好調な場合
- 中期経営計画で継続的な増配方針が示された時
成功のための3つの要素
1. 持続可能性
増配を継続できる収益基盤があるか
2. 成長性
今後も利益成長が期待できるか
3. 株主還元姿勢
経営陣の株主重視の姿勢が明確か
投資における注意点
- 増配だけでなく、企業の本質的な価値を評価する
- 一時的な業績改善による増配には要注意
- 過去の増配パターンと比較検討する
まとめ
高配当株投資は、安定的な収入源として魅力的な投資手法です。しかし、単に配当利回りが高いというだけで購入するのではなく、企業の財務状況や成長性、市場環境などを総合的に判断して購入のタイミングを見極めることが重要です。
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