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日立製作所の大復活劇:7873億円の赤字から業界トップへの軌跡

この記事は 約4 分で読めます。

 

 

こんにちは。

新卒で日立に入社し、13年間海外営業をしていた バンコクで修業中(@lukehide)です。

最近の株価を見ていると後悔することがあります。

卒業する際に、長年持株会で買い続けた日立株を 全部 売り払ってしまったことです。

バンコク
バンコク

7000億円を超える赤字を記録したときには『巨象も倒れる時が来たか、早めに売っといて良かった』とほくそ笑んでいたのですが…

 

当時の株価1,200円位で売り切ったと思いますが、現在は3,800円超え(2024年7月9日)ですって、あーあ…

日立の株がこの新NISAの時代で大人気、『買いの優良銘柄』みたい ですね…(人ごと)

 

日立の「大復活劇」に投資家が殺到…「7873億円の大赤字企業」から「買いの優良銘柄」に変貌を遂げたワケ 総合電機メーカーから業態転換に大成功
6月27日、東京証券取引所の終値で、日立製作所の時価総額は16兆9420億円に達し、ソニーグループ(16兆8938億円)を抜いて国内第4位の時価総額企業となった。今回の動きは、日立がこれまで目指してきた、自社の業態…

 

日立製作所は、2009年3月期に7873億円という国内製造業最大の赤字を記録しました。

しかし、その後わずか15年で「買いの優良銘柄」に変貌を遂げ、投資家から注目を集めています。

この驚異的な復活を可能にした具体的な改革策を見ていきましょう。

1. 構造改革の断行

日立は、リーマンショック後の危機的状況を受けて、大胆な構造改革を実施しました。

– 子会社の売却: 不採算部門や関連性の低い事業を整理
– 事業ポートフォリオの再編: 総合電機メーカーから、脱炭素やデジタル分野を中心とする業態へ転換

2. 段階的な改革プロセス

改革は一朝一夕には成し遂げられません。日立は長期的な視点で改革を進めました。

– 第1ステージ(2008-2010年): リカバリーのための地固め
– 第2ステージ(2011-2015年): 成長の基盤づくり

3. 財務戦略の転換

大赤字からの脱却には、財務面での改革も不可欠でした。

– 利益とキャッシュフローの重視: 短期的な売上よりも、持続可能な利益創出を重視
– 積極的なM&A: 2020年以降、大型のM&Aを実施し、成長分野を強化

4. デジタル化への注力

時代の変化に合わせて、デジタル分野への投資を強化しました。

– Lumada事業の展開: 企業のDX支援を提供するLumada(ルマーダ)事業を成長の柱に
– AIの活用: AIを事業戦略の根幹に据え、新たな需要創出に注力

5. 継続的な改革

一度の改革で満足せず、常に変化を続けることで競争力を維持しています。

– スマトラプロジェクト: Hitachi Smart Transformation Projectによる経営革新
– 低収益事業の売却: 継続的な資産の入れ替え
– 上場子会社の整理: グループ経営の効率化

6. 現場と経営をつなぐソリューション提供

2022年には「コネクティブインダストリーズセクター」を発足させ、事業横断的なソリューション提供を強化しました。

– プロダクト、OT(オペレーショナルテクノロジー)、ITの3層をつなぐソリューションの提供
– 中量産プロダクトを核にした事業展開

まとめ

日立製作所の大復活劇は、危機感を持って断行された大胆な構造改革と、時代のニーズに合わせた事業ポートフォリオの再編の結果と言えます。また、改革を一時的なものではなく継続的に行い、常に変化し続ける姿勢が、持続的な成長につながっています。

この事例は、厳しい経営環境に直面している企業にとって、大きな示唆を与えるものです。変化を恐れず、顧客と市場のニーズに耳を傾け、必要な時には大胆な改革を実行する勇気が、企業の復活と持続的な成長につながるのです。

今後の日立製作所の株価を見ていきましょう。

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