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🟢三菱系列の高配当銘柄5社の財務分析と投資ポイント:安定性と成長性の観点から

この記事は 約9 分で読めます。

三菱系列の高配当銘柄5社(三菱HCキャピタル、三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱電機、キリンホールディングス)の財務分析と投資ポイントを詳細に解説。PER、PBR、配当利回り、ROE、時価総額、配当性向などの指標を基に、各企業の安定性と成長性を評価します。

こんにちは、バンコクで修業中(@lukehide👈フォローしてね)です。

現役時代は、あまり良いビジネス関係を築けなかった三菱グループですが、改めて財閥系の強さを気付かされます。先日の石破ショックで仕込んだのが、三菱UFJと三菱HCCです。

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ひろこ
ひろこ
三菱グループは、日本経済の中核を担う企業集団として知られています。その歴史と規模から、多くの投資家にとって魅力的な投資先となっています。特に、安定した配当を求める投資家にとっては、三菱グループの銘柄は注目に値します。

今回は、三菱グループの中から特に高配当が期待できる5つの銘柄をピックアップし、詳細に分析していきます。各銘柄の会社概要や株価診断結果を踏まえて、投資判断の参考にしていただければ幸いです。

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配当利回
(%)
投資金額
(万円)
年間配当
(円)
株価
(円)
NEW 三菱商事(8058) 3.7% 1,969万円 210 2,746
JFE (テ) 7.3% 2,055万円 140 1,917
レーサム(テ) 6.3% 2,369万円 190 3,000
マリモリート(テ) 5.9% 2,470万円 3,713 122,300
ミラース(テ) 5.9% 2,540万円 30 508
日本たばこ(テ) 4.7% 3,200万円 194 4,122
本田技研工業 4.8% 3,247万円 68 1,472
武田薬品 4.5% 3,280万円 196 4,271
双日(2768) 4.6% 3,368万円 150 3,368
アステラス 4.4% 3,402万円 80 1,814
NEW SBI HD(8473) 5.0% 3,462万円 150 3450
ソフトバンク 4.3% 3,481万円 86 1,996
 INPEX 4.2% 3,750万円   60  2,150
三菱HC
3.9% 3,930万円 40 1,047
日本郵政 3.5% 4,205万円 50 1,401
ニコン(7731) 3.5% 4,229万円 55 1,549
NTT 3.5% 4,300万円 5.2 149
三井住友FG 3.6% 4,450万円 330 9,664
キヤノン 3.0% 5,070万円 150 5,070
野村証券 2.9% 5,230万円 23 801
ENEOS 2.9% 5,500万円 22 802
トヨタ 3.0% 6,861万円 240 2,745
【注意】株価や配当金は調査した時点です。

📍順次アップして行きますので、ブログをフォローしてお待ちください。

トラリピ世界戦略

1. 三菱HCキャピタル(8593)

会社概要

三菱HCキャピタルは、2021年に三菱UFJリースと日立キャピタルが経営統合して誕生した総合リース会社です。リース・レンタル事業をコアに、環境・エネルギー、不動産、航空機、ヘルスケアなど幅広い分野でサービスを展開しています。

株価診断

指標 評価 詳細
PER やや割安 14倍前後で、業界平均を下回る水準
PBR 割安 0.7倍前後で、1倍を下回る水準
配当利回り 非常に高い 3.9%超の高水準
ROE 良好 10%を超える水準
時価総額 中規模 約1兆円
配当性向 適正 30%前後

三菱HCキャピタルは、特に高い配当利回りが魅力的です。25年連続で増配を続けており、安定した株主還元が期待できます。PBRが1倍を下回っていることから、純資産に対して割安な水準で取引されているとも言えるでしょう。

時価総額は約1兆円と、中規模の企業に位置づけられます。これは、成長の余地がまだあることを示唆しているかもしれません。配当性向は30%前後と適正な水準を維持しており、今後も安定した配当が期待できます。

2. 三菱商事(8058)

会社概要

三菱商事は、日本を代表する総合商社の一つです。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10のグループで事業を展開しています。

株価診断

指標 評価 詳細
PER やや割高 10倍前後で、業界平均をやや上回る
PBR やや割高 1.2倍前後で、1倍を上回る水準
配当利回り 高い 3%前後の水準
ROE 非常に良好 15%を超える高水準
時価総額 大規模 約7兆円
配当性向 適正 30%前後

三菱商事は、安定した業績と高いROEが特徴です。PERやPBRはやや割高ですが、これは同社の高い収益力と将来性を市場が評価しているためと考えられます。配当利回りも3%前後と魅力的な水準を維持しています。

時価総額は約7兆円と、日本を代表する大企業の一つです。この規模は、事業の安定性と多角化を反映しています。配当性向は30%前後と適正な水準を保っており、株主還元と成長投資のバランスが取れていると言えるでしょう。

先日、配当利回り3.5%を確保できる値段まで下がってきたので、打診買いしました。

3. 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

会社概要

三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などを傘下に持つ日本最大の金融グループです。銀行業務、信託業務、証券業務、カード・貸金業務など、幅広い金融サービスを提供しています。

株価診断

指標 評価 詳細
PER 割安 8倍前後で、業界平均を下回る水準
PBR 割安 0.6倍前後で、1倍を大きく下回る水準
配当利回り 高い 3.5%前後の水準
ROE やや低い 7%前後の水準
時価総額 超大規模 約12兆円
配当性向 やや高め 40%前後

三菱UFJフィナンシャル・グループは、PERとPBRの両面で割安感があります。配当利回りも3.5%前後と高水準を維持しています。ただし、ROEはやや低めであり、収益性の改善が今後の課題と言えるでしょう。

時価総額は約12兆円と、日本の金融機関としてはトップクラスの規模を誇ります。この規模は、同社の市場での重要性と安定性を示しています。配当性向は40%前後とやや高めですが、これは株主還元に積極的な姿勢の表れと解釈できます。

4. 三菱電機(6503)

会社概要

三菱電機は、家電製品から産業用機器、宇宙開発関連機器まで幅広い製品を手がける総合電機メーカーです。重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバイス、家庭電器の5つの事業セグメントで事業を展開しています。

株価診断

指標 評価 詳細
PER やや割安 12倍前後で、業界平均をやや下回る
PBR 適正 1.1倍前後の水準
配当利回り やや高い 2.5%前後の水準
ROE やや低い 8%前後の水準
時価総額 大規模 約3兆円
配当性向 適正 35%前後

三菱電機は、PERでみるとやや割安な水準にあります。配当利回りは2.5%前後とやや高めですが、他の三菱グループ銘柄と比べるとやや見劣りします。ROEの改善が今後の株価上昇のカギとなるでしょう。

時価総額は約3兆円と、電機メーカーとしては大規模な部類に入ります。この規模は、同社の技術力と事業の多角化を反映しています。配当性向は35%前後と適正な水準を維持しており、成長投資と株主還元のバランスが取れていると言えます。

5. キリンホールディングス(2503)

会社概要

キリンホールディングスは、キリンビールやキリンビバレッジなどを傘下に持つ総合飲料企業です。ビール・発泡酒、清涼飲料、医薬品事業などを展開しています。近年は健康領域にも注力しており、事業の多角化を進めています。

株価診断

指標 評価 詳細
PER 適正 15倍前後で、業界平均並みの水準
PBR やや割高 1.3倍前後で、1倍をやや上回る
配当利回り 高い 3%超の水準
ROE 良好 10%を超える水準
時価総額 大規模 約1.5兆円
配当性向 やや高め 40%前後

キリンホールディングスは、PERでみると適正な水準にあります。配当利回りは3%を超える高水準を維持しており、株主還元に積極的な姿勢が見られます。ROEも10%を超えており、収益性の面でも評価できる銘柄と言えるでしょう。

時価総額は約1.5兆円と、飲料・食品業界では大手に位置づけられます。この規模は、同社のブランド力と事業の安定性を反映しています。配当性向は40%前後とやや高めですが、これは株主還元を重視する経営方針の表れと解釈できます。

三菱グループ高配当銘柄の投資ポイント

三菱グループの高配当銘柄投資を進める上でのポイントを見ていきましょう。

  1. 安定した事業基盤:
    三菱グループの名を冠する企業として、長年の実績と安定した事業基盤を持っています。各社とも、時価総額1兆円以上の大企業であり、経営の安定性が高いと言えます。
  2. 高い配当利回り:
    多くの銘柄が3%を超える配当利回りを実現しており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。特に三菱HCキャピタルは3.9%超の高水準の配当利回りを提供しています。
  3. 連続増配の実績:
    三菱HCキャピタルは25期連続増配を達成しており、2025年3月期には26期連続増配となる見込みです。これは上場企業の中でも3位にランクインする記録です。
  4. 適正な配当性向:
    多くの銘柄が30%から40%の範囲で配当性向を維持しており、株主還元と成長投資のバランスが取れています。
  5. 割安な株価水準:
    PERやPBRでみると、割安な水準にある銘柄が多く、バリュー投資の観点からも注目できます。
  6. 成長への取り組み:
    既存事業の強化に加え、新規事業への展開や海外進出など、将来の成長に向けた取り組みを行っています。
  7. 業界動向との連動:
    リース業界や金融業界の好調な見通しが、三菱HCキャピタルや三菱UFJフィナンシャル・グループの成長を後押しする可能性があります。

まとめ

三菱グループの高配当銘柄は、安定性と成長性を兼ね備えた魅力的な投資先として注目されています。特に三菱HCキャピタルは、高い配当利回りと長期にわたる連続増配実績が評価されており、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

一方で、経済環境の変化や業界固有のリスク、配当の持続可能性などにも注意が必要です。投資判断の際は、これらの点を総合的に考慮し、自身の投資方針に合った銘柄を選択することが重要です。

また、三菱グループの高配当銘柄を含む投資信託も選択肢の一つとして考えられます。例えば、三菱UFJ-日経平均高配当利回り株ファンドなどがあり、分散投資の観点からも検討する価値があるでしょう。

最後に、新NISAの導入により高配当株への注目が高まっていることも考慮に入れつつ、長期的な視点で投資を行うことが重要です。投資にはリスクが伴うため、十分な調査と自己責任のもと、慎重に投資判断を行うことをお勧めします。

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皆さんは『三菱グループ高配当銘柄5社!』をご覧になって、どのような意見をお持ちでしょうか?

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◆資産:米ドル、投資信託、FX、BTC
◆不動産:横浜とバンコクに持ち家
◆海外経験:NY、SGR、HK、BKK

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