こんにちは、バンコクで修業中(@lukehide)です。
先日、FIRE7年目で還暦を迎えました。
70歳まで生きれば十分なので、賞味期限はあと10年しかありません。
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先週、読者さんから『NISAはクレジットカード積立ができるのに、なぜiDeCoはできないのでしょうか?』という相談を受けました。
管理人夫婦も『NISA』と『iDeCo』の毎月積み立てを行なっています。
奥様からも以前同じような質問があり、疑問を持ったまま放置していたので、ちょっと調べてみました。
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今回は、この2つの制度におけるクレジットカード積立の違いと、今後の展望について詳しく解説していきます。
皆様の参考になれば幸いです。
NISAとiDeCoのクレジットカード積立の現状
NISA:クレカ積立OK
NISAでは、多くの証券会社がクレジットカード積立に対応しています。例えば、マネックス証券ではアプラス、楽天証券では楽天カードを使用した積立が可能でポイントが付与されます。SBI証券でも、三井住友カードなどを使用したクレジットカード決済が可能です。
iDeCo:クレカ積立NG
一方、iDeCoでは現在、クレジットカードによる積立は認められていません。iDeCoの掛金支払い方法は、銀行口座からの積立のみとなっています。
なぜiDeCoはクレジットカード積立ができないのか?
iDeCoがクレジットカード積立に対応していない理由には、以下のようなものが考えられます:
- 制度の性質の違い: iDeCoは年金制度の一部であり、長期的な資産形成を目的としています。一方、NISAは比較的自由度の高い投資制度です。
- 安定性の確保: iDeCoは老後のための資金を積み立てる制度であるため、安定的な資金拠出が重要視されています。クレジットカード決済は、カード会社の与信状況に依存するため、安定性の面で懸念があります。
- 法規制: iDeCoは確定拠出年金法に基づく制度であり、支払い方法の変更には法改正が必要となる可能性があります。
- 運営上の複雑さ: クレジットカード決済の導入は、運営管理機関や事務処理システムの大幅な変更を必要とする可能性があります。
今後の展望:変わる可能性はあるのか?
現時点では、iDeCoのクレジットカード積立を可能にする具体的な計画は公表されていません。
2024年12月に予定されているiDeCoの制度改正でも、クレジットカード決済の導入は含まれていません。
しかし、長期的には以下の要因により、変更の可能性も否定できません:
- 利便性向上の要望: ユーザーからの利便性向上の要望が高まれば、検討される可能性
- 金融サービスの進化: フィンテックの発展により、安全かつ効率的な決済方法が開発される可能性
- 制度の柔軟化: iDeCoの加入対象者拡大など、制度の柔軟化が進んでいることから、支払い方法についても見直しが行われる可能性
ただし、その頃にはもう積み立て年齢を超過してるかもw
まとめ
NISAとiDeCoのクレジットカード積立の違いは、主に制度の性質と目的の違いに起因しています。
iDeCoは年金制度の一部であり、安定的な資金拠出が重視されているため、現時点ではクレジットカード積立は認められていません。
近い将来でiDeCoがクレジットカード決済を導入する可能性は低いものの、金融サービスの進化や社会のニーズの変化に応じて、長期的には検討される可能性もあります。
投資家の皆さんは、これらの違いを理解した上で、自身のニーズに合った投資方法を選択することが重要です。
皆様の参考になれば嬉しいです。
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