海外在住日本人に朗報、2023年3月からパスポート更新のオンライン申請が可能に。
発行手数料のクレジットカード払いも一部の在外公館から順次開始。
有効期限1年未満が対象で、紛失・焼失時にも対応。
海外在住日本人にとっては、常時携帯が原則のパスポートはかなり神経を使う重要なものです。
有効期限が10年に伸びたとは言え、常に気になりますよね。
日本のパスポートは、ビザなし訪問可能国数が世界一ですが、有効期限が無いことには…
◆注意喚起◆タイ滞在時にはパスポート常時携帯が安全!罰金や身柄拘束も!
◆注意喚起◆タイ滞在時にはパスポート常時携帯が安全!罰金や身柄拘束も!
海外に慣れてしまうとパスポートの常時携帯の原則を忘れてしまいがちです。在タイ日本国大使館からも『警察官又は入国管理局職員に職務質問された際、パスポートを携帯していない場合、罰金や身柄を拘束される可能性もあります。』との警告が出ています。
日本のパスポート世界最強、ビザなし・到着ビザで193カ国にアクセス
出所:Bloomberg
移民コンサルタントのヘンリー・アンド・パートナーズがまとめるヘンリー・パスポート指数によると、日本のパスポートがあれば193カ国に問題なく入国できる。シンガポールと韓国はそれぞれ192カ国。
日本のパスポート世界最強、ビザなし・到着ビザで193カ国にアクセス
日本とシンガポール、韓国のパスポートは世界最強だ。新型コロナウイルス対策の渡航制限が世界的に緩和される中、パンデミック(世界的大流行)前に優位だった欧州諸国と逆転した。
パスポート、24年度にもネット申請可 カード決済対応
出所:日経新聞
政府は30日の閣議で、4月に成立した改正旅券法の施行令を閣議決定した。2023年3月27日からオンラインでパスポートの更新時の申請や紛失時の届け出ができるようになる。
現在は住民登録をしている都道府県の窓口などに出向き、本人確認書類などを提出する必要がある。政府が進める行政手続きのデジタル化の一環でオンラインでの手続きを可能にする。有効期間が残り1年未満の場合の切り替え申請を対象とする。
出入国印や査証(ビザ)を貼る欄が足りなくなった場合、ページ数を追加する制度は廃止する。偽造のリスクを避けるためだ。代わりに通常よりも低額で新しいパスポートを発行する。
旅券(パスポート)の更新手続の電子申請等について
出所:外務省 2022年09月30日
本年(令和4年)4月に公布された改正旅券法について、9月30日に同法施行令等の閣議決定を行いました。改正旅券法令は令和5年3月27日より施行されることとなります。
- 今回の旅券法令の改正は、旅券に関する国際的な動向や情報技術の進展を踏まえ、(1)申請者の利便性の向上、(2)旅券事務の効率化、(3)旅券の信頼性の向上、(4)新型コロナウイルスの感染拡大等の社会情勢の変化に対応した制度の見直しを図るために行われたものです。
- まず、来年3月27日から、旅券の発給申請手続等が一部オンライン化されます。具体的には、旅券の残りの有効期間が1年未満の場合に新たな旅券の発給を申請する、いわゆる切替申請の場合には、電子申請も可能となり、その場合申請時の出頭が不要となります。また、旅券を紛失または焼失した場合などにも、オンラインでの届出が可能となります。
- 更に、大規模災害時の旅券手数料の減免が可能となる他、電子申請の場合のクレジットカードによる手数料のオンラインでの支払いも、順次可能となります。なお、過去に旅券を申請したものの、受領せず失効した場合、同じ申請者が5年以内に再度申請をする際、手数料が通常より高くなりますので、ご注意願います。
- 外務省としては、国民の皆様の利便性向上や事務効率化等に向け、今後とも領事業務の電子化を着実に進めて参ります。
管理人の所感
最初にパスポート更新オンライン化の報道が出たのが2019年のことでした。
開始するのが2023年とは相変わらず悠長なお話だなと思いました。
管理人のパスポートは、2023年8月まで有効です。
本人が申請のみにわざわざ窓口に出向き、本人が受け取る原則を覆す英断と喜んでおります。
今後もこの手のオンライン申請を増やして頂けることを望みます。
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