新型コロナの感染拡大予防の影響を色濃くうける航空業界、特に国際線の苦境は深刻。
航空業界の裾野は広く、航空機メーカー、リース会社、サプライヤー、レジャー産業と連鎖が続く。
:
東京でも連日、300〜400人の感染確認がされていますが、人口が多く人の移動が多いので致し方ありませんが、沖縄は別です。
沖縄県は8日、新型コロナウイルスに新たに84人が感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数は、過去最多だった7日(100人)に次ぐ規模で、県内の累計感染者数は968人となった。県発表に、那覇市松山の飲食店従業員らを対象にしたPCR検査で陽性となった人の数を加えると、県全体での陽性者累計は千人を超える。人口10万人当たりの新規感染者数は33・56人で8日連続全国最多となっている。
:
経済を止めないという勝手なロジックのもとで、地方での感染拡大の責任は誰が取れるのでしょうか…
◆タイ入国:JALとANA◆2020年9月のバンコク線運休情報
◆ポストコロナの航空業界◆JALとANAが経営統合?政府調達失敗?
◆アジアの航空会社:経営状況◆シンガポール・ベトナム・マレーシア・香港
航空需要蒸発、主要36社で赤字2.3兆円 関連産業も苦境
記事引用先:日経新聞
新型コロナウイルスの感染が収まらず、世界の主要航空会社の経営が揺らいでいる。主要36社の2020年4~6月期の最終損益は2兆3000億円超の赤字となった。稼ぎ時の夏場も需要は回復せず、政府支援の拡大や資本調達の必要性も高まってきた。産業の裾野は広く、関連企業にも影響が波及している。
QUICK・ファクトセットのデータで8月7日時点で4~6月期決算を開示している航空36社を対象に集計したところ、最終赤字額の累計は約222億ドル(約2兆3300億円)だった。
36社の売上高の累計額は149億ドルと、リーマン・ショック後の09年4~6月期と比べても7割減っている。パイロットや客室乗務員などの人件費や航空機の償却費など固定費負担を吸収できず赤字につながった。
7~9月期以降の回復は見えていない。アメリカン航空は7月に夏季休暇の需要を見込んだが、「5、6月と比べ予約数が減った」(幹部)。7~9月期の提供座席数は前年比6割減に計画を引き下げた。日本でも夏場の予約の動きは鈍い。日本航空の幹部は「予約が増えると思って、便数を増やしたが、伸びが鈍化している」と話す。
業績悪化が長引き、借金依存が高まっている。大手36社の6月末の有利子負債は2194億ドル(約23兆円)と、1年で26%増えた。自己資本比率も低下し、仏蘭エールフランスKLMやアメリカン航空、エアアジア(マレーシア)、北欧のスカンジナビア航空などが債務超過になっている。
JALとANA、最終損益は計2千億円赤字、4~6月
記事引用先:日経新聞
日本航空(JAL)は3日、2020年4~6月期の連結最終損益(国際会計基準)が937億円の赤字(前年同期は129億円の黒字)だったと発表した。新型コロナウイルスの影響で乗客数が急減した。決算を発表済みのANAホールディングスと合わせると航空2社の最終損益は計2000億円の赤字だった。
JALは今期から国際会計基準を適用した。売上高にあたる売上収益が78%減の763億円、本業のもうけであるEBIT(利払い・税引き前損益)が1310億円の赤字(前年同期は199億円の黒字)だった。
ANAホールディングスもコスト削減を急いでおり、社員の一時帰休の継続や機体整備などで外注していた業務を内製化する方針を打ち出している。これらの追加コスト削減で、21年3月期で計2550億円のコストを減らす計画だ。
JAL、8月1~17日の国内線追加減便 GoTo不発
記事引用先:日経新聞
日本航空(JAL)は30日、8月1~17日の国内線921便を追加で減便すると発表した。期間中の減便率は17%と、従来計画より6ポイント悪化した。新型コロナウイルスの新規感染者が全国的に増加傾向にあることから需要予測を下方修正した。例年8月は稼ぎ時だが、国の「Go Toトラベル」事業も不発で旅行需要が伸び悩んでいる。
⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村
◆日本人のタイ入国は?
⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村
コメント