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市場は75bpsを織込み済みで驚きはないが、ソフトランディング可能と。
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逆イールドが再度発生し、失業保険申請が増加するなか、雇用統計に注目!
イギリスのボリスジョンソンの辞任報道には驚きましたね。
ブレグジットの時にも嘘をついて、イギリス経済をEUから切り離した張本人が、今度はその嘘から辞任ですか?あの時に糾弾していれば、ここまでの混乱は招かなかったのではと言っても遅いか…
昨日、7月7日の米国株市場は、特に買いの材料もありませんでしたが、上がりました。
さて、07月05日の米国市場で景気後退のシグナルと言われる逆イールドが、3月末に続き発生しています。
逆イールドが発生するとなぜ景気後退のシグナルかと言われれば、詳しい説明は後藤さんのNoteで勉強してください。
これって、10年後の経済状況はわからないけど先行きに悲観的な状況で、自分の大事なお金を長期間縛られたくないと管理人なら考えます。
さて、超タカ派のウォラー理事とセントルイス連銀のブラード総裁が7月のFOMCでの75bpsの利上げとソフトランディング可能と発言をしています。
ウォラー、ブラード両氏が7月の75bp利上げ支持-軟着陸可能
米連邦準備制度のタカ派2人が7月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で2会合連続となる75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを支持する考えを示した。一方、米経済がリセッション(景気後退)入りに向かっているとの懸念については、なおソフトランディング(軟着陸)は可能だと指摘した。
出所:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-07/RENV6NDWLU6801
6月のFOMCでの75bpsの利上げは驚きを持って迎えられましたが、07月の75bps利上げ派も誰も驚きませんよね。
超タカ派なんだったら『100bps、逝っちゃうよw』とか発言してもおかしくないのにね。
先日『◆パウエル議長はタカ派?ハト派?◆FOMC投票権メンバーは?』をアップしていますので、併せてご覧ください。
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米国時間7月8日(金)には、金融市場が注目する6月米雇用統計が日本時間21:30に発表されます。
非常に重要な経済指標ですが、その数値が予測される『米新規失業保険申請件数』が7月7日に発表されています。
米新規失業保険申請が増加、1月以来の高水準-労働市場の緩みを示唆
- 新規申請件数は前週比4000件増加し、23万5000件-予想23万件
- 4週移動平均、過去13週間のうち12週で増加
出所:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-07/RENHGXDWLU6801
新規失業保険申請(上段)、4週間移動平均(下段)
出所:米労働省、ブルームバーグ
すでの多くの企業からレイオフの発表が続いていますからね。
今まで発表されたレイオフです。 pic.twitter.com/8WvQ6kvCdO
— Shen (@shenmacro) June 30, 2022
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