日本からタイに入国しバンコクの隔離施設ホテルに宿泊中、現金の窃盗事案発生。
また、日本からタイ入国時の隔離施設ホテル予約の際、詐欺事案発生。
先日、タイではワクチン接種者の隔離なし入国を11月から再開すると首相から発表があった。
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ただし、現時点での対象国は、感染リスクが低いと判定されたイギリス、シンガポール、ドイツ、中国、米国などです。
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毎月見直しが入るので、日本は12月以降のリスト入りが期待されます。
海外安全対策情報(令和3年度第2四半期(7−9月))
在タイ日本国大使館:2021年10月18日
【在タイ日本国大使館ホームページ】
今期、タイ深南部(ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県及びソンクラー県)では、イスラム武装勢力が関係すると思われる銃器及び爆発物を使用したテロが、月平均約13件発生しており、令和3年度第1四半期から月平均5件増加しました。
ヤラー県、パッタニー県、ナラティワート県及びソンクラー県の一部(ジャナ、テーパー、サバヨーイ各郡)については、外務省より危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。
※現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生に伴い、タイ全土におきまして、感染症危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が発出されています。感染の地理的拡大の可能性に注意し、現地・近隣国等の状況が悪化する可能性も念頭に、各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認するとともに、感染予防に万全を期してください。
【外務省海外安全ホームページ】https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_007.html#ad-image-0
2 犯罪傾向等
(1)犯罪傾向
令和3年度第2四半期中の邦人犯罪被害として、3件の届出がありました。前四半期と比較して5件減少しました。
(2)邦人事件簿
7月において、邦人が覚醒剤(通称アイス)所持により逮捕された事案等が発生しています。
(3)その他注意事項
【窃盗事案】
日本からタイに入国した邦人が、首都バンコクにあるホテル(隔離施設)に宿泊中、部屋の一室内に蟻が発生したことから、害虫駆除作業をホテル側に依頼したところ、ホテル従業員が来訪した。駆除作業中、同室内から出るように申し向けられたことから、目を離していたところ、その後チェックアウト時に同室のクローゼット内に入れていた財布の中から日本円が盗まれていたことに気付いた。
※その他にも、スーツケースにパスポートや現金などを入れて鍵を掛け、部屋に置いたまま外出したところ、泥棒に入られ、スーツケースの鍵が壊されて金品が盗まれる事案も見られます。
貴重品は部屋に置かず、必ずホテルの貴重品入れ(セーフティボックス)に預けましょう。ただし、ホテル側の安全体制に疑問がある場合は個人で管理する必要があります。また、部屋にある金庫式の貴重品入れの場合、ホテル側がスペアの鍵を管理しているため、必ずしも安全とは言い切れません。
【詐欺事案】
日本からタイ入国にあたって、ホテル(隔離施設)を予約するために、宿泊代金を振り込んだ。しかし、ホテル側の振込先が個人名であったこと、及びその後もデポジットと称して追加の振込を督促してきたことから不審に思い、ホテル側に確認したところ、予約の事実等はなく、また予約にあたってのやりとりの途中から、ホテル側のメールアドレスが一部偽装されていることが判明した。(例:「〜@hotel.~」⇒「〜@hotels.~」等)
※送金に関するメールを受信した際には、送信元とされている取引先担当者や経営者層に対し、電話やFAXなどのメール以外の方法で送金内容について確認しましょう。ただし、メールに記載されている電話番号などの連絡先は偽装されている可能性がありますので、名刺や自分のアドレス帳などに載っている連絡先を使いましょう。
犯罪者はメールアカウントを乗っ取ってメールサーバへ不正アクセスし、普段のメールのやりとりを盗み見ている可能性もあります。よって、メールアカウントには複雑なパスワードを設定する、他のサイトで利用しているものと同じパスワードの使い回しをしないなどの不正アクセス対策も重要です。
○警察庁ホームページ「ビジネスメール詐欺に注意」
https://www.npa.go.jp/cyber/bec/index.html
○総務省ホームページ「フィッシング詐欺に注意」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/security01/05.html
また旅券の紛失・盗難等は、今四半期合計で5件ありました。旅券を持ち出される際には貴重品同様保管管理に努め、また第三者に取り出されやすい箇所に無造作に入れることなく、紛失や盗難防止に努めて下さい。
3 テロ・爆弾事件発生状況
令和3年度第2四半期中、邦人被害にかかる事件はありませんでした。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
令和3年度第2四半期中、邦人被害にかかる事件はありませんでした。
5 日本企業の安全に関する諸問題
令和3年度第2四半期中、日本企業の安全に関する諸問題はありませんでした。
【海外安全 虎の巻〜海外旅行のトラブル回避マニュアル】
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf
【ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル】
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)
管理人のつぶやき
今回発生したような事案は、日常茶飯事にタイで発生しているような比較的軽度な犯罪ですが、強制隔離の施設で発生しているということで、少々、過信していたのではないでしょうか…
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現在、タイに入国しようとする人は短期間の観光客ではないはずなので、慣れもあるのでしょうか…
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◆日本人のタイ入国は?
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