経済の10%を観光に依存するタイ、年間1,100万人を送り込む中国はお得意様。
タイの不動産は景気後退に伴い下降するも、中国からの投資は依然として活況。
更には、タイの新幹線設備計画においても…
◆タイは中国/インドの観光ビザ免除◆観光客 年間4,000万人へ!
近年、バーツ高や中国からの観光客減少がタイ観光業界に影響を与えていた。
タイ政府は、2018年後半から中国人へのビザ免除を開始し、更に、急増しているインド人観光客へのビザ免除に踏み切った。
◆タイの新幹線◆バンコク-チェンマイ線構想消滅の危機!中国の影も◆
中国からは李克強首相が祝福のメッセージを寄せるなど国を挙げて取り組む姿勢を鮮明にした。建設資金をめぐる調整が不調でナコーンラーチャシーマー以北は全く事業計画が立っていないのにである。
増加する中国企業によるタイへの対外直接投資
記事引用先:JETRO
近年、中国企業のタイへの直接投資額が増加している。米中貿易摩擦の長期化による世界経済の減速を受け、タイの物品輸出が前年比減となる一方、米中貿易摩擦を受けて、中国からタイへ生産拠点を移転させる動きがある。米国の対中追加関税の影響で中国から米国への輸出が難しくなっており、タイに生産を分散させるためだ。タイ政府もこのような中国企業の動きを好機と捉え、生産拠点をタイへ移転させる中国企業に対し、新たな投資恩典を発表するなど、中国からの投資を呼び込むための政策を打ち出している。
タイにおける対外直接投資額の推移:単位 100万バーツ(約3.5億円)
タイ投資委員会(以下、BOI)によれば、タイへの対内直接投資額(認可ベース)は、2017年は2,307億9,600万バーツ(約8,080億円、1バーツ=約3.5円)、2018年は2,556億500万バーツと2016年以降、増加傾向にあり、主に日本や中国、台湾、香港からの投資が伸びている(表1参照)。特に中国の対内直接投資額は、2017年は113億7,100万バーツ、2018年は328億1,100万バーツと大幅に増加している。2019年1~6月の上半期においては、タイへの直接投資額が例年トップだった日本を抜いて、中国が首位となった。近年、中国をはじめとした各国からの投資増加を踏まえ、(タイへの工場移転を見込んだ)総合商社などによる工業団地開発が活発化している。
一方、中国がジワジワと割合を増やしてきました。
管理人のつぶやき
バンコクで新築のコンドミニアムを見学に行くと中国から来た方を多く見かけました。販売員の方に聞いても、依然として中国人が投資物件として購入相談が多いと…
:
これまでは、中国人の個人資産を海外に移転するのが目的でしたが、2019年には中国企業が中国からの生産拠点を国外に移す先にタイが。
:
景気後退に伴い、中国からの観光客は目に見えて減っていますが、経済的には投資額を増やす傾向にある様です。
コメント