この言葉を教えてくれたのが、今は亡きタイの賢人プミポン元国王。
コロナショックに揺れる世界経済、不要不急が経済を回していたと気づく。
世界一裕福なのに今でも国民に愛される続ける賢人の言葉が、心に響く…
近年、なにかと非難される事が多い、現在のタイ王室(現国王?)。
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いまでも国民に深く愛されつづけるプミポン元国王(2016年10月に逝去)。タイの偉人が提唱した『足るを知る経済哲学』が、新型コロナで疲弊する世の中にアドバイスしてくれる。
- 理にかなった、決して過剰ではない物質の目標を立てることの重要性。
- 物質的な願望を追求する過程において、不必要なリスクを回避することの重要性。
- 自立することの望ましさ。
- 他の人を守るため人を気にかけながら実行しなさい。
- 物質的なものにこだわらず、物質的な側面以外のものに着目すること。
引用先:「足るを知る」ブランディング
参考記事:タイ王室は世界一裕福◆保有資産4.6兆円は英国王室の80倍
参考記事:天皇陛下は救急車に道を譲るのに!タイ王室の道路封鎖を国民が止めた
【Q】『足るを知る』とは?
中国の思想家、老子の『知足者富』が語源と言われています。
知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。 死而不亡者壽。
足るを知る者は富む、強を行う者は志有り。
其の所を失わざる者は久し、死して亡びざる者は寿。
【Q】『知足者富:足るを知る』をざっくり言うと?
『足るを知る者は豊かに生きられる』と言えます。
【Q】プミポン元国王が愛される理由とは?
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街中に掲げられる国王の肖像画、朝夕のタイ国歌斉唱、クーデターの発生にも鶴の一声で納めてしまう… 挙げていけばキリが無いほどのエピソードが。
【参考】プミポン国王のタイ国民からの愛され方が半端ない!
記事引用先:Naverまとめ
【Q】プミポン元国王の提唱した『足るを知る経済』とは?
セタキット・ポーピィアン《充足経済》
記事引用先:ジェトロ・アジア経済研究所
タイ社会においては、再び、セタキット・ポーピィアン(あるいはポーピィエン)という言葉がよく聞かれる。セタッキト(Setthakit)は「経済」であり、ポーピィアン(Phoophiang)は英語では、just enoughあるいはjust sufficientと訳されており、全体では英語では 「sufficiency economy」、 日本語では「充足経済」としてマスコミ等では使われている。日本人の識者の間では、「足るを知る経済」とも称されている。
今に始まった言葉ではなく、現在のプミポン国王が30年程前から折にふれ提唱されて きた哲学である。特に 1997 年の経済危機以降、国王がタイ経済の復興を願いこの考え方に従いタイ社会がよりサステイナブルで柔軟性のある社会となるように強調された。2006年10月から開始された第10次経済社会開発計画(2006.10~2011.9)でも基本的な考え方として取り込まれている。また、2006年9月15日のクーデター後成立したスラユット暫定政権も追放された前タクシン政権の経済政策(タクシノミックス)との違いを鮮明にするためにこの考え方を基本に据えている。
基本的な教え
タイの千バーツ札には国王の肖像とともに国王のセタキット・ポーピィアンの教えが記述されている。「セッタキット・ポーピィアンとは、経済がほどよく持ち、ほどよく食する様であり、このようにほどよく持ち、ほどよく食することが自己の維持となり、自身にも十分と思わせることである」というような内容である。
管理人のつぶやき
この様な環境の中では、質素な生活を送っても生きていける事がわかった。
『足るを知る』を心に刻みながら生きていきたい。
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◆日本人のタイ入国は?
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