こんにちは、バンコクの物価が比較的安定してるのを実感するバンコクで修業中です。
タイにお住まいの皆さんは、消費財がどこでも同じ値段で不売ってるのが思議に思ったことはありませんか?
実は、タイ在住の多くの日本人が知らない『政府の指定価格表』があるんです。
その影の価格表の存在を暴いてみましょう!
タイの物価管理システム
タイ政府は、国民の生活を守るため、そして経済の安定を図るために、一部の商品やサービスに対して価格の上限を設定しています。これが「政府指定価格表」と呼ばれるものです。
日本にいると想像しにくいかもしれませんが、これはタイの日常生活に大きな影響を与えている重要な制度なんです。
指定価格表の対象品目
政府指定価格表には、以下のような生活必需品やサービスが含まれています:
- 米や砂糖などの基本的な食料品
- ガソリンや軽油などの燃料
- 学用品
- 一部の医薬品
- 公共交通機関の運賃
これらの品目の価格は、政府によって定期的に見直され、必要に応じて調整されます。
指定価格表のメリット
- 物価の安定:急激な価格上昇を抑制し、国民の生活を守ります。
- インフレ対策:経済全体の物価上昇を抑える効果があります。
- 低所得者層の保護:生活必需品を適正価格で購入できるようにします。
デメリットと課題
一方で、この制度にはいくつかの課題もあります:
- 市場の歪み:自由な価格形成が妨げられる可能性があります。
- 品質低下のリスク:利益が制限されることで、品質を落とす業者が出てくる可能性があります。
- 供給不足:価格が抑えられることで、生産者の意欲が低下し、供給不足を招く恐れがあります。
FIREライフにおける影響
我が家のようなFIRE(経済的自立・早期退職)実践者にとって、この制度はどのような意味を持つのでしょうか。
- 生活費の予測可能性:基本的な生活費が安定しているため、長期的な資金計画が立てやすくなります。
- インフレリスクの軽減:物価上昇が抑えられることで、資産の実質的な価値が保たれやすくなります。
- 投資機会の変化:規制産業と自由市場の差異を理解することで、新たな投資機会を見出せる可能性があります。
観光客への影響
タイを訪れる観光客にとっても、この制度は重要な意味を持ちます:
- 予算管理のしやすさ:基本的な物価が安定しているため、旅行の予算を立てやすくなります。
- 物価の透明性:政府指定価格の品目については、適正価格が明確になっています。
- ぼったくり防止:特に交通機関などで、不当な料金請求を防ぐ効果があります。
日本との比較
日本にも、かつては「公定価格」という似たような制度がありましたが、現在ではほとんど廃止されています。
タイの制度は、発展途上国特有の経済政策の一つと言えるでしょう。
最後に
タイの政府指定価格表は、一見すると単なる価格規制に見えますが、実はタイの経済と社会を支える重要な仕組みなんです。
この制度を理解することで、タイでの生活や旅行がより豊かなものになるはずです。
私自身、バンコクと横浜を行き来する生活の中で、この制度の恩恵を日々感じています。
特に、基本的な生活費が安定していることは、FIREライフを送る上で大きな安心感につながっています。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。バンコクで修業中でした!
===
皆さんは『政府指定価格表の驚きの実態』をご覧になってどのような意見をお持ちですか?
Twitterで皆さんのご意見をお聞かせください。
⭕️クリックで応援お願いします👉ブログ村
家族持ちFIREの資産運用
- 家族持ちFIRE後のポートフォリオ・出口戦略(終活)策定中!
- トラリピの利益を米株投資信託+BTCに再投資!
🟢海外生活資金『金融資産の30%は米ドル建』(年金保険、貯蓄型保険、ドル定期)
🟢老後資金作り『オルカン:iDeCo+NISA』毎月27万円積立中!
🟢新NISA:高配当株で『夢の配当金生活』を実現
🟢不労所得作り『トラリピ0.5億円』運用中!
🟢夢作り『コインチェックでビットコイン積立』毎月3万円積立中!
🟢バンコクと横浜に不動産を所有
コメント