こんにちは、米国配当貴族株のリストが欲しいなと思ってたバンコクで修業中です。
日本でビジネス展開していたり、日本法人を持つようなマクドナルド、コカコーラなどはよく知れ渡っていますね。一方、日本人には馴染みの浅い『米国配当貴族株』も存在します。
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Tic | 投資金額 (万円) |
配当利回 (％) |
年間配当 ($) |
株価 ($) |
| NEW! アルトリア | MO | 1,928万円 | 8.12% | 3.92 | 50.39 |
| AT&T | T | 2,427万円 | 5.60% | 1.33 | 19.82 |
| 3M | MMM | 3,010万円 | 5.71% | 5.99 | 105.23 |
| ファイザー(テ) | PFE | 3,300万円 | 5.75% | 1.64 | 28.51 |
| エクソンモービル | XOM | 4,766万円 | 3.43% | 3.68 | 116 |
| J&J | JNJ | 5,970万円 | 2.96% | 4.76 | 165 |
| コカコーラ(バ) | KO | 6,191万円 | 2.71% | 1.84 | 68 |
| P&G | PNG | 6,640万円 | 2.50% | 3.76 | 150 |
| マクドナルド | MCD | 6,745万円 | 2.29% | 6.68 | 269 |
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配当貴族株とは？
配当貴族株とは、長期にわたって安定的に増配を続けている優良企業の株式のことを指します。具体的には以下のような特徴があります：
- 連続増配実績：一般的に25年以上連続して配当を増やし続けている企業が対象となります。
- 安定した業績：長期間増配を続けるには、安定した業績と強固な財務基盤が必要です。
- S&P 500構成銘柄：米国では、S&P 500指数の構成銘柄から選ばれることが多いです。
- 時価総額基準：多くの場合、一定以上の時価総額（例：30億米ドル以上）が条件となります。
- 業種の多様性：生活必需品、ヘルスケア、資本財・サービスなど、様々な業種にわたっています。
- 指数化：「S&P 500配当貴族指数」のような特別な指数が作成されています。
- 投資商品：これらの銘柄を集めた「配当貴族ファンド」などの投資信託商品も存在します。
長期的な視点で安定したインカムゲインを得られる可能性が高い投資対象ね。
米国配当貴族株20選
以下に、代表的な米国配当貴族株20銘柄を紹介します。増配連続年数や配当利回りをベースに20銘柄を選抜しています。
🟢スマホの方は右にスクロールすると、増配連続年数、配当利回りが見れます👉
| シンボル | 企業名 | セクター | 増配連続年数 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|
| PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 生活必需品 | 67 | 2.57% |
| KO | コカ・コーラ | 生活必需品 | 61 | 3.12% |
| JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | ヘルスケア | 61 | 3.04% |
| MMM | 3M | 資本財・サービス | 65 | 5.49% |
| PEP | ペプシコ | 生活必需品 | 51 | 2.98% |
| WMT | ウォルマート | 生活必需品 | 50 | 1.45% |
| MCD | マクドナルド | 一般消費財・サービス | 48 | 2.25% |
| XOM | エクソンモービル | エネルギー | 41 | 3.80% |
| CVX | シェブロン | エネルギー | 36 | 4.05% |
| ABT | アボットラボラトリーズ | ヘルスケア | 51 | 2.00% |
| LOW | ロウズ | 一般消費財・サービス | 61 | 1.98% |
| TGT | ターゲット | 生活必需品 | 56 | 3.09% |
| CAT | キャタピラー | 資本財・サービス | 30 | 1.76% |
| APD | エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ | 素材 | 41 | 2.56% |
| EMR | エマーソン・エレクトリック | 資本財・サービス | 67 | 2.16% |
| SWK | スタンレー・ブラック・アンド・デッカー | 資本財・サービス | 56 | 3.30% |
| GD | ジェネラル・ダイナミクス | 資本財・サービス | 32 | 2.03% |
| CTAS | シンタス | 資本財・サービス | 41 | 0.90% |
| BEN | フランクリン・リソーシズ | 金融 | 44 | 4.16% |
| O | リアルティ・インカム | 不動産 | 31 | 5.36% |
配当貴族株の特徴と魅力
1. 安定した業績と財務基盤
配当貴族企業は、長年にわたり安定した業績を維持し、強固な財務基盤を持っています。これにより、景気変動にも強く、安定した配当を継続できる可能性が高いと言えます。
2. 高い配当利回り
多くの配当貴族株は、市場平均を上回る配当利回りを提供しています。例えば、3M（MMM）は5.49%、リアルティ・インカム（O）は5.36%の配当利回りを誇ります。
3. 長期的な株価上昇の可能性
配当貴族企業は、安定した業績成長により、長期的な株価上昇の可能性も秘めています。例えば、マクドナルド（MCD）やロウズ（LOW）は、過去10年間で大幅な株価上昇を達成しています。
4. セクター分散
配当貴族株は、生活必需品、ヘルスケア、資本財・サービスなど、様々なセクターに分散しています。これにより、ポートフォリオのリスク分散が可能となります。
投資する際の注意点
- 為替リスク： 米国株式に投資する際は、為替変動のリスクがあります。円安ドル高の場合は配当金が増え、円高ドル安の場合は減少します。
- 税金： 米国株式の配当金には、米国で15%の源泉徴収税が課され、日本でも課税されます。ただし、確定申告により外国税額控除を受けられる場合があります。
- 過去の実績は将来を保証しない： 25年以上の増配実績があっても、将来も必ず増配が続くとは限りません。企業の財務状況や業界動向を常にチェックする必要があります。
- 銘柄の入れ替え： S&P 500配当貴族指数は定期的に見直されるため、構成銘柄が変更される可能性があります。
まとめ
米国配当貴族株は、長期的な視点で安定した配当収入を得られる魅力的な投資対象です。しかし、為替リスクや税金の問題もあるため、十分な知識と準備が必要です。
個別銘柄への投資だけでなく、配当貴族株に投資するETFやインデックスファンドの活用も検討するとよいでしょう。例えば、「SPDR S&P Dividend ETF (SDY)」や「ProShares S&P 500 Dividend Aristocrats ETF (NOBL)」などがあります。
海外投資を通じてFIRE（経済的自立・早期退職）を目指す場合、配当貴族株は有力な選択肢の一つとなります。しかし、十分な分散投資と長期的な視点が不可欠です。自身の投資目標や資金状況に合わせて、慎重に投資判断を行いましょう。
最後に、投資は自己責任で行うものです。本記事の情報は投資助言ではありませんので、実際に投資を行う際は、必ず自身で十分な調査と検討を行ってください。
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