こんにちは、日本の石油メジャーは高配当が多いので、世界最大手に興味津々のバンコクで修業中です。
エクソンモービル(XOM)は、世界最大級の石油・ガス会社として知られる米国を代表する企業です。
安定した配当政策と高い配当利回りが魅力の同社株式で、毎月10万円の配当収入を得るために必要な投資額について詳しく解説します。
また、同社の経営状況や最新の決算情報も踏まえて、投資の魅力と課題を探ります。
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Tic | 投資金額 (万円) |
配当利回 (%) |
年間配当 ($) |
株価 ($) |
NEW! アルトリア | MO | 1,928万円 | 8.12% | 3.92 | 50.39 |
AT&T | T | 2,427万円 | 5.60% | 1.33 | 19.82 |
3M | MMM | 3,010万円 | 5.71% | 5.99 | 105.23 |
ファイザー(テ) | PFE | 3,300万円 | 5.75% | 1.64 | 28.51 |
エクソンモービル | XOM | 4,766万円 | 3.43% | 3.68 | 116 |
J&J | JNJ | 5,970万円 | 2.96% | 4.76 | 165 |
コカコーラ(バ) | KO | 6,191万円 | 2.71% | 1.84 | 68 |
P&G | PNG | 6,640万円 | 2.50% | 3.76 | 150 |
マクドナルド | MCD | 6,745万円 | 2.29% | 6.68 | 269 |
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エクソンモービルの企業概要
エクソンモービルは、1999年にエクソンとモービルが合併して誕生した総合エネルギー企業です。
世界最大級の石油会社として、以下の主要事業を展開しています:
- アップストリーム:原油と天然ガスの探査・生産
- ダウンストリーム:石油製品の精製・販売
- ケミカル:石油化学製品の製造・販売
グローバルに事業を展開し、世界中のエネルギー需要に応えています。
配当貴族としてのエクソンモービル
エクソンモービルは、41年以上連続で増配を続けており、S&P500配当貴族銘柄の一つです。
この長期にわたる安定した配当政策は、長期投資家から高く評価されています。配当貴族とは、25年以上連続で増配を続けている優良企業のことを指し、安定した収益力と株主還元姿勢が評価されています。
最新の経営状況と決算情報
2023年12月期の業績
2023年12月期の業績は以下の通りでした:
- 売上高:3,445億8,200万ドル (前期比-16.7%)
- 純利益:360億1,000万ドル (前期比-35.4%)
- EPS(1株当たり利益):8.89ドル (前期比-33.0%)
原油価格の変動の影響を受け、前期比で減収減益となりましたが、依然として高水準の利益を確保しています。
事業セグメント別の業績
1. アップストリーム部門
- 利益:233億9,000万ドル (前期比-40.7%)
- 原油・天然ガス生産量:380万バレル/日 (前期比+1.1%)
2. エネルギー製品部門
- 利益:89億5,000万ドル (前期比-32.9%)
- 精製処理量:390万バレル/日 (前期比+4.0%)
3. ケミカル部門
- 利益:14億6,000万ドル (前期比+53.7%)
- 販売量:2,560万トン (前期比+2.4%)
原油価格の下落により、アップストリーム部門とエネルギー製品部門の利益が減少しましたが、ケミカル部門は好調な販売と原料コストの低下により増益となりました。
財務状況
2023年12月末時点の財務状況は以下の通りです:
- 総資産:3,548億ドル
- 総負債:1,470億ドル
- 株主資本:2,078億ドル
- 自己資本比率:58.6%
堅固な財務基盤を維持しており、長期的な事業展開と株主還元を支える基盤となっています。
配当状況の詳細
エクソンモービルの直近の年間配当金は3.68ドルで、配当利回りは約3.15%となっています。四半期ごとに0.92ドルの配当が支払われます。
過去5年間の配当金推移:
- 2019年:3.43ドル
- 2020年:3.48ドル
- 2021年:3.52ドル
- 2022年:3.64ドル
- 2023年:3.68ドル
着実な増配を続けており、配当貴族としての地位を確固たるものにしています。
必要投資額の詳細計算
毎月10万円の配当収入(20%税引後)を得るために必要な投資額を詳細に計算します。
- 年間必要配当金(税引前)の計算:
100,000円 × 12ヶ月 ÷ 0.8 = 1,500,000円 - ドル建て年間必要配当金の計算(為替レート:1ドル=145円):
1,500,000円 ÷ 145円 ≈ 10,345ドル - 必要株数の計算:
10,345ドル ÷ 3.68ドル(年間配当金) ≈ 2,812株 - 必要投資額の計算(2024年8月27日の株価:116.88ドル):
2,812株 × 116.88ドル ≈ 328,665ドル - 円換算での必要投資額:
328,665ドル × 145円 ≈ 47,656,425円
為替リスクと二重課税に関する注意点
1. 為替リスク:
米ドル建ての配当金を円に換算する際、為替レートの変動により実際の受取額が変動する可能性があります。円高ドル安になると、円換算後の配当金額が減少するリスクがあります。
2. 二重課税:
米国株式の配当には、以下の課税が適用されます。
- 米国での源泉徴収税:10%
- 日本での源泉徴収税:20%(復興特別所得税を含む)
ただし、外国税額控除制度を利用することで、米国で支払った税金の一部を日本での確定申告時に控除できる場合があります。
エクソンモービルの投資魅力と課題
投資魅力
- 安定した配当政策:
41年以上連続増配を続けており、配当貴族としての地位を確立しています。これは、長期的な収益力と株主還元への強いコミットメントを示しています。 - 強固な財務基盤:
高い自己資本比率と潤沢なキャッシュフローにより、経済環境の変化にも耐えうる財務体質を有しています。 - グローバルな事業展開:
世界中で事業を展開しており、地域リスクの分散が図られています。 - 総合エネルギー企業としての強み:
上流から下流まで、エネルギー産業のバリューチェーン全体をカバーしており、市場環境の変化に柔軟に対応できる体制を整えています。
課題と留意点
- 原油価格変動リスク:
業績が原油価格の変動に大きく影響されるため、原油価格の下落局面では収益が圧迫される可能性があります。 - 環境規制の強化:
気候変動対策の強化に伴い、化石燃料への依存度が高い同社のビジネスモデルは長期的な課題に直面する可能性があります。 - 再生可能エネルギーへの対応:
再生可能エネルギーへの移行が進む中、同社の事業ポートフォリオの転換が求められています。 - 地政学的リスク:
世界各地で事業を展開しているため、地政学的な緊張や紛争の影響を受ける可能性があります。
まとめ
エクソンモービル(XOM)は、安定した配当政策と高い配当利回りが魅力の銘柄です。約4,766万円の投資で毎月10万円の配当収入を得ることができますが、大きな初期投資が必要となります。
同社は強固な財務基盤とグローバルな事業展開を武器に、エネルギー産業のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。しかし、原油価格の変動リスクや環境規制の強化など、長期的な課題も存在します。
投資を検討する際は、エネルギー市場の動向や為替リスク、同社の長期的な事業戦略などを総合的に評価することが重要です。長期的な視点で見れば、エクソンモービルは安定した配当収入を期待できる優良銘柄の一つと言えるでしょう。
投資判断の際は、自己の投資目的やリスク許容度に照らし合わせ、慎重に検討することをお勧めします。また、最新の情報を常に確認し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも重要です。
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