大手企業でも影響を受けない企業はないが、ポストコロナでも高年収をキープし経営が安定している企業は存在する。東洋経済が『四季報』を基にランキングした。
管理人は、新卒でH製作所に入社し、ニューヨーク、シンガポール、香港での海外駐在を経験し、帰国直後に外資系IT企業のシスコシステムズに転職しました。
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転職の理由の一番は、給料が上がることでした。
一方、安定感抜群の日本屈指の大手電機メーカーをすててまで、リスキーな外資系IT企業を選択しました。意気揚々と勤務していたのですが、入社直後にITバブルが崩壊し、短期間で最初の転職先を離れることになりました。
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その後も外資系IT企業のSAPやSASなどに入社しては転職を繰り返しました。
勤務した外資系企業は、比較的経営基盤の安定している業界ナンバーワンでしたが、安定していたかと言えば、疑問が残ります。
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外資系企業の日本法人の経営は、本国の経営安定にかかわらず、日本の経済に大きく左右されました。日本の中では、外資系の日本法人は規模的には中小企業程度で景気に左右されやすい…
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このようなアップダウンを繰り返す環境に身を置くと、新卒で入社しH製作所の抜群の安定ぶりが懐かしまれ『やっぱり安定経営がいいな』と思い起こされます。
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給料と安定、これが両方ある企業であれば、就職や転職におすすめであろう。
ましてや、コロナショックをへても生き残れる企業は…
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「給料高く経営が安定的な企業・法人」TOP146社 年収800万以上、自己資本比率50%以上で抽出
記事引用先:東洋経済
緊急事態宣言の解除に伴い就職活動も再び動きだした。マイナビの「2021年卒大学生活動実態調査」によると、2021年卒生の内定率は3月末日時点で20.5%と、昨年の12.7%を大きく上回っていたが、4月末以降に逆転し、6月末は昨年比9.3ポイント減の65.1%にとどまっている。
コロナ禍だからこそ安定した会社を選びたい
『就職四季報 2021年総合版』から自己資本比率50%以上の会社を抽出し、平均年収800万円以上の「給料が高くて経営が安定的な企業・法人」を、年収順のランキング形式でまとめた。なお、ここでは自己資本比率での比較が難しい金融業を除く一方で、政府保証があり倒産リスクが低い政府系法人を含めた。
給料高く経営が安定的な企業:第1位〜第50位
首位は工場などの自動化機器で使われる各種センサーを製造・販売するキーエンスとなった。高収益企業として知られ、さまざまな年収ランキング上位に顔を出す同社だが、有利子負債もなく自己資本比率もトップの95.8%となった。
2位は近畿圏をエリアに持つ大阪の放送局である朝日放送テレビ、3位は工作機械用NC(数値制御)装置の世界首位メーカーで産業用ロボットも手がけるファナック、4位は半導体製造装置世界3位の東京エレクトロン、5位シンクタンクの野村総合研究所と続く。
対象になった会社の業種を見ると、医薬品と化学、建設の3業種が最多15社で並んだ。この3業種だけで全体の3割を占めている。自己資本比率が90%以上は4社(1位キーエンス、41位オービック、105位シマノ、140位マブチモーター)となった。
管理人のつぶやき
2020年7月末現在、新型コロナの感染拡大が収まらず、第二波の来襲が危惧される状況で、企業経営に影響を受けない企業は少ないと思います。
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この時期に、給料が高くて経営が安定している企業なら誰もが転職したいと思うでしょう。しかし、この手の企業は転職で入社するよりは、新卒で入社する方がハードルが低そうな気がします。
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でも、学生の頃は、この手の要素は判断基準にならないことが多いですね。
今更ながらですが、転職先の企業選択は慎重に。
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