新型コロナの影響で微増収減益となったが、引きこもりが幸いしたのかサービス売上高は過去最高を記録した。中国マーケットも3月半ばに復活したが、今後の見通し不明で株価は下落。
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Apple決算は微増収減益、サービスの売上高は過去最高
記事引用先:IT Media
米Appleが4月30日(現地時間)に発表した第2四半期(1~3月)決算は、売上高は前年同期比1%増の583億1300万ドル、純利益は3%減の112億4900万ドル(1株当たり2ドル55セント)だった。ハードウェア製品の供給と需要への新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、成長が減速した。一方、Apple MusicやiCloudなどを含むサービスの売上高は、巣ごもり需要で過去最高だった。
アップルの2020年1月~3月の売上高は、583.1億ドルで日本円約6.3兆円です。純利益は、112.5億ドルで日本円約1.2兆円、収益率は19%です。
サービス業としては高い収益率ですね。
カテゴリー別売上高
カテゴリー別の売上高は、iPhoneは7%減の289億6200万ドル。MacとiPadもそれぞれ3%と10%の減少だった。一方、「AirPods Pro」や「Apple Watch」、「HomePod」などのウェアラブルやアクセサリは23%増と好調だった。ハードウェア全体としては3%減だった。
Appleが最近注力しているサービスは17%増で過去最高の133億4800万ドルだった。
地域別売上高
地域別売上高は、米、中国、日本がマイナスに、欧州と日本と中国以外のアジア太平洋地域はプラスになった。
米アップル1─3月期は増収増益、予想上回る 今四半期見通し示さず
記事引用先:Reuters
米アップル(AAPL.O)が発表した第2・四半期(1─3月)決算は売上高と利益が市場予想を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止していた中国の経済活動が再開される中、クック最高経営責任者(CEO)は中国での販売について「正しい方向に向かっている」と語った。
日本マーケットの約2倍の売り上げがある中国マーケットの回復は、クックCEOにとっても気になるところでしょうが『正しい方向に向かっている』と安心したでしょうね。
中国も店舗は3月半ばまで全店で再開
クックCEOは、ロイターに対し「1月末にロックダウン措置が導入され、2月の需要が急減した」とした上で、「2月と比べ、3月には改善がみられ、4月にはさらに改善した。中国は正しい方向に向かっている」と語った。アップルは中国の店舗を段階的に再開し、3月半ばまでに全店で営業を再開した。
サービス契約者は前年同期比4倍超
クックCEOは、アップルのプラットフォーム上のアプリとサービスの契約者数が5億1500万人となり、前年同期の1億2500万人から増加したと述べた。
サービス契約者が、5.15億人とは素晴らしいですね。ハードウェア販売とは違い、収益率が格段に高いですからね!!!
株価は先行き不安で下落した
30日の通常取引を2%超高で終了したアップルの株価は引け後の時間外取引で、不安定な値動きとなり、一時の小幅高から下落に転じ1.7%安。
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