少数精鋭の外資で中途採用が発生するパターンは3つ:
①新規ビジネス立上とビジネス拡大の増員
②事業の拡大・拡張による増員採用
③欠員発生のリプレイス採用
管理人のプロフィール 〜読み飛ばしてもオッケーです〜
新卒から13年間、日立で海外営業に従事。
私は、新卒で日立製作所の子会社に就職し、日立の海外事業部で金融機関向けのトレーディングシステムの輸出営業に携わりました。
その後、業務の一環として、ニューヨーク、シンガポール、香港に海外駐在し、海外でのマネジメント経験を積んできました。
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海外駐在帰国直後に外資系転職し15年間勤務。
海外駐在からの帰国の直後に米国のネットワーク機器最大手のシスコシステムズ(株)に転職し、以降、ドイツのERP最大手SAPジャパン、米国のBI最大手のSAS Institute Japan Ltd.等に勤務し、以降は営業部門のマネージャ、統括部長、そして、日本支社の代表も歴任しました。
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最後は海外転職し、タイでも採用を経験。
海外で仕事する夢は途切れず、2017年からタイ王国バンコクの日系企業に日系ITセールスマネージャーとして海外転職し、アカウント・マネージャの採用業務も経験しました。
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Linkedin公開プロフィール:
外資系企業の採用に関する疑問???
- なぜ、一年中、大量に採用してるの?
- 総合職の採用はしているの?
- 新卒は採用してるの?
などの疑問をお持ちの皆さんに向けて書いています。
【Q】外資系企業は新卒採用してますか?
【A】日本でも新卒採用する外資系企業は一定数います。
会社規模によるし、日本で上場してるような会社ですね。
昔から日本に法人を持ってる会社は、中長期的に雇用確保しなきゃいけないしね。
上場はしてなくても、日本マイクロソフト、シスコシステムズ、SAPジャパンとかも新卒採用してるね。
そもそも、中小規模の外資系企業に新卒入ってきても、直ぐに役に立たない(即戦力)し、育たないし、育てられないだろうしね(笑)
【Q】外資系企業は総合職は採用していますか?
【A】ほぼないと思ったほうが良いです。
中途採用は、確実に専門職の採用となります。
新卒採用に関しては、規模にもよると思いますが、入社後に適正を判断して配属になります。
管理人が勤務したシスコシステムズ合同会社でも、新人を採用していましたが、ほぼエンジニアの採用でした。ネットワーク系のエンジニアは圧倒的に数が多いですし、新人から鍛えれば作業ができますからね。
一方、SAPは営業への配属が多かったですね。エンジニアへの配属は一部だったと思います。こちらは、配属される職種の経験が重要視されますからね。
【Q】外資系は、なぜ、一年中、大量に採用があるの?
【A】日系企業の様な定期採用はありません。
定期採用は無くても、需要に応じた中途採用が発生します。
それには3つのパターンがあります。
- 新規ビジネス・新チームの立上メンバー採用
- 事業の拡大・拡張による増員採用
- 欠員発生のリプレイス採用
1. 新規ビジネス・新チームの立上メンバー採用
これは、わかり易いですよね、新製品や新サービスの立上で人材が必要になれば、新規で採用が発生します。
2. 事業の拡大・拡張による増員採用
これもわかり易いですよね、日系企業も同じだから。
3. 欠員のリプレイス採用
ここですね、日系企業との違いは。
外資系企業って欠員がしょっちゅう発生します。
欠員が発生する理由には、自己都合による退職と会社都合による退職が有ると思います。どちらも頻繁に発生します(笑)
欠員発生したら、他の部門から補てんしないの?
ここが、日系企業と外資系企業の違いでしょう。従業員には、採用時のジョブ・ディスクリプションが明確に規定してあるので、会社の意向では異動はさせられないです。
でも、友達は良く他の部門に移ったって話聞くけど?
それは、社内公募で手を挙げて移ったんでしょ。外部の公募する前に、社内公募します。採用コストも安く済みますしね。
景気が良くて、みんながガンガン転職すれば、中途採用も増えるよね。その逆に、景気悪くなると強制退場が増えるか…
管理者の外資系転職も、ほぼそのパターンですね。しかも、クビになった前任者が未だ居るのに入社して修羅場に遭遇するケースも多々発生(笑)
景気が良くても悪くても外資系の中途採用は無くならないのね(笑)
まとめ
- 少数精鋭の外資で中途採用が発生するパターンは3つ
- 新規ビジネス立上とビジネス拡大の増員:景気に左右される
- 欠員のリプレイス案件:景気が良くても悪くても発生
いつも、次のステップを見据えて手を打っておきましょう!
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