銀行員といえばかつてのエリート集団だったが、超低金利時代の構造不況業種とされリストラを繰り返し、学生の人気は下がる一方。コロナショックの影響は?
管理人は、1990年代、金融機関向けのトレーディングシステムの海外営業でした。
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管理人のニューヨーク、シンガポール、香港での駐在時代、相手にするのはトレードで莫大な収益を出すトレーダーとそれを管理する経営陣がお客さんでした。
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リーマンショック以降、地位を回復することなくリストラを繰り返す銀行業界。
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かつてのエリート集団の年収はどうなったのか、とても興味があります。
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40歳年収が高い銀行ランキング【全74社完全版】
記事引用先:Diamond Online
今回で4年目となる恒例の好評企画「40歳年収が高い企業ランキング」。全上場企業を対象として、独自に「40歳時の年収」を推計し、その結果をランキング形式で大公開します。今回は、近年「構造不況業種」と呼ばれながらも、コロナ禍対応で資金繰りに窮する企業の救世主となれるかどうかに注目が集まる銀行業界に絞ったランキングをお届けします。(ダイヤモンド編集部副編集長 鈴木崇久)
かつてのエリートの代名詞「銀行員」
かつて「銀行に入れば一生安泰」といわれていたエリートの代名詞「銀行員」のステータスが崩壊した大きなきっかけが、2017年に3メガバンクグループが相次いで発表した、3社合計で3万2000人分の業務量を削減するという大リストラ計画でした。
「人員削減」とはせずに「業務量削減」という言葉を使ったものの、世間の受け止め方はあまり変わらなかったようです。それまでも、超低金利環境が長期化することによる「構造不況業種化」が取り沙汰されたり、ITを武器に金融業界へ攻め込んできたフィンテック企業に対する防戦を強いられたりなど、苦境が続いていた銀行業界。ただ、やはり「リストラ」のインパクトは強烈でした。それ以降、一気に学生たちの就職人気は急落していきました。
40歳年収が高い銀行ランキング:第1位〜5位
2位の三井住友フィナンシャルグループ(FG)、3位の三菱UFJ FG、4位のみずほFGという3メガバンクグループを押さえて1位に輝いたのは、三井住友トラスト・ホールディングス(HD)です。
三井住友トラストは、銀行業界の中でも「信託銀行」という業態。お金を預かったり融資したりという通常の「銀行業務」に加えて、個人や企業の資産を管理・運用する「信託業務」を行っています。また、相続関連の業務や不動産売買の仲介業務なども行っており、一般的な銀行よりも富裕層の顧客層を多く抱えているといわれています。
40歳年収が高い銀行ランキング:第6位〜24位
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